157冊目 君はいくつでも美しい

 どうも、吾輩です。

 注意書きで見かける「年齢操作注意」ってやつね。


 読んで字のごとく、原作とは異なる年齢でキャラクターを描く/書くことである。例えば元が高校生のキャラクターだったら、ショタショタしい小学生にしてみたり、逆に苦み走ったおじさんにしてみたりする。両方ともに見かけるが、前者の比率がかなり大きい気がする。ジャンルによっては個別表現(※1)まで存在する。反対に年を取らせるほうはそんなにない。ほら、ジャンルによっては生存if(※2)とかになっちゃう可能性のほうが高いから……。


 しかしなんで年齢をさかのぼるほうの年齢操作ばかり見かけるのであろう。おじさん好き創作者は一定数存在するのだが、そういう人でも「若いころの誰それ」を描く傾向か強い。吾輩も一時創作でメインの姿から若いキャラクターを描いてみることがあっても、それ以降の姿ってあんまり書かない気がする。過去にやってた二次創作でもそれこそ若くなるほうの年齢操作は確か書いたな。

 やっぱり少年少女を描くのって楽しいからだろうか(※3)。それとも単にお年を召した姿を描くのが難しいからなのだろうか。でも絵では描けなくとも、小説ならどうだろう。そっちでも数年後くらいのifは見かけてもあまり先の未来の話って見ない。それこそ死ぬ間際の話とか、公式で未来の姿が描かれているとかの場合は散見される。ってことは画力の問題でもないわけだ。ジャンルの偏りか? とも思ったけれど、吾輩、歴の長さゆえに結構いろんな作品の二次創作見てるし、大ジャンルにいたこともあるけれど、この傾向は変わらないように感じる。謎。


 今日はこの辺で。


※1 個別表現

 ジョジョの奇妙な冒険の二次創作における「アレッシー(※4)化」が代表的か。

 他作品でも作中で年齢操作する能力者や薬品、魔法などが存在するとその名前で呼ばれることがある。


※2 生存if

 作中で死亡したキャラクターがもし生きていたら、というていの二次創作。


※3 少年少女を描くのって楽しい

 人にもよるかもしれないが、自分の場合中高生くらいの女の子や美少年を描くのがなんか楽しいし深く考えなくていいので楽。手癖でずいずいっと描ける。筋肉がどうこうとかさほど考えなくていいからかなあ。

 

※4 アレッシー

 ジョジョの奇妙な冒険に登場するスタンド使いで、相手を若返らせる能力を持つ。

 つまりそういうことだ。

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