127冊目 尽くすタイプ

 どうも、吾輩です。

 尽くすタイプにもいろいろあるんじゃないかと、ふと思ったので。


 そもそも「尽くす」の種類にもいろいろある。家事の配分やデートのセッティング、仕事を手伝う、といった「尽くすっていうほどか?」っていうくらい日常的なものから、倫理ぶっとばしてお仕えしたり、生殺与奪権を握られてなお嬉々としてお慕い申し上げていたり、「尽くすっていうか、気が狂ってるだけでは?」と感じてしまうような「尽くし方」もある。

 上記は極端な例だが、尽くし方は千差万別。

 ああ、尽くしている。

 そう思えばそういうことになるのだ。


 自覚をもって尽くしている側と、気づいているのかいないのか、適当にあしらう側。

 自覚をもって尽くしている側と、気づいているがゆえに、無理難題を押し付けてさあさあ尽くして御覧なさいといい募るわるいひと。


 無自覚に尽くしてしまっている側と、それに本人より先に気づいちゃって、どぎまぎする側。

 無自覚に尽くしてしまっている側と、それに気づいていて、利用するわるいひと。


 あんまりたくさんの例が出せなかったが、いろんなパターンがあるよってことは、なんとなーく、わかっていただけたことと思う。


 加えて「尽くし方」も千差万別だから、余計に事態はややこしい。上述の通り、日常のちょっとしたことから命のやり取りまで「尽くす」といえば「尽くす」ことだ。


 勢いで書いてみたが、尽くすタイプ、意外と奥が深いのかもしれない。

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