103冊目 欲しいですよね

 どうも、吾輩です。

 ほしいですよね。

 お金。


 いきなり生々しい話である。人気が欲しいとか、そういうのすっ飛ばして、お金。

 でも金銭欲ってのはばかにできないと思う。

 自分にもう少しお金があったらあれしてこれして……って、考えている人は少なくないと思う。

 月1万、いや5000円でもいい。それだ収入が増えたら、世界の広がり方は予想を超えてゆく。

 ほしかった漫画、小説が買える。資料が買える。ルルブ(※1)が買える。

 ぱあっと使ってしまうばかりではない。

 仮に月5000円の収入が増えたとしよう。半年我慢すれば3万円になる。結構な金額だ。同人誌をすれば結構な部数が刷れるし、イベント参加の際の参加費や交通費に充ててもいい。このくらいになれば、設備投資だってできそうだ。ちな、吾輩はミシンが欲しい(※2)。ミシンがあればコスプレ衣装はもちろん、コンビニに行く程度の普段着やパジャマなんかも自分で作れて楽しい。


 夢想するだけでは終わらない。

 月額収入+αの手を、吾輩はもう打ってある。

 お粗末すぎて「打ちつつある」というほうが正しいのかもしれないが。

 実際、そんな金額にはなっていないわけだし。


 前も書いたような気がするが、男性向け成人小説を吾輩は描いている。

 それが「手」だ。

 個人的な見解だが、男性向けエロのほうが、見ず知らずの人でも買ってくれるように感じる。

 反対に女性向けエロ小説はそんなんでもなかった。しばらく販売していたがいつまでたっても売り上げが出ないので、開き直ってあっちゃこっちゃのサイトで無料公開にした。そうしたとたんに、好意的なコメントをいただいて何とも言えない気分になったことをよく覚えている。


 というわけで、微々たる収入のために男性向けエロ小説を書いていくことを今更ながら決意した吾輩であった。


 いや、今抱えてる原稿終わったらだけどね?


※1 ルルブ 

 TRPG(※)のルールブックの略。

 文庫や新書サイズならそうでもないが、B5の分厚いやつ(※)となると数千円かかることもざら。

 そう考えると、初心者にはちょっと厳しい遊びである。


※2 ミシンが欲しい

 昔は自分でコスプレ衣装を作っていた。

 今は自分で自分のオリキャラ衣装作って、コスプレROM(に入るのだろうか?)作ってみたい気持ちがすごくある。少しでも、若いうちに。

 問題はカメラマンの手配。オタクに理解ある母ちゃん(元写真部)にでもお願いするか。エッチな衣装ないし。


※ TRPG

 詳しくはググってほしい。

 面白いよ。

 吾輩は一回しかやったことないけど(遠い目)。


※ B5の分厚いやつ

 動画サイトで一世を風靡した、クトゥルフ神話RPGとか。

 ほかにもこのくらいのサイズのルールブックやサプリメントは少なくなく、きっちりそろえるとなると万単位の出費になってしまう場合もまま、ある。

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