101冊目 継続は力なり
どうも、吾輩です。
間が空いたので「結局完結したんじゃねーか」と思った方もいたかもしれません。
忙しかったんだよ!
実をいうと今も進行形で忙しい。
何が忙しいかといえば、同人誌を作っているのである。
しかも小説ではなくイラスト本(※1)。
表紙以外に絵がある本など出すのは5年ぶりくらいになるのではなかろうか。確か2013年に漫画同人誌(※2)を出していたはずだ。
総ページ数40+α。
つまり単純計算で40+α枚のイラストを描くわけである。
当初は32+αの予定だったが、うっかり増えてしまった(※3)。
「かわいい衣装を描いて、なおかつその衣装が3次元でもがんばれば作れそうな範囲に収める」という趣旨であり、まず1ページ目にその衣装を着た女性、次ページに衣装の構造図……というのが20衣装分続く本である。衣装はすべてオリジナル。もちろん、近いジャンルのファッション誌や服飾資料を見たりして参考にはしているが、丸写しはしない。原型がわからなくなるほど改変するか、原型がわからなくなるほど普遍的な雰囲気にするか、だ。
で、話は戻るのだが。
吾輩、毎日この同人誌を描いている。ほんとに毎日描いている。1工程は絶対に進めるようにしている。
そしてしばらく経って、あることに気づいた。
描く速度が上がっている。
デザインを考える時間も、短くなっている。
いままで1枚に3時間(※4)かかっていたとしよう。
衣装の複雑さにもよるが、デザインさえ決まってしまっていたら、全工程込みで半分の時間で描ける。
問題のデザインも、今まではいろいろなファッション誌や服の通販サイト、ほかの方のイラストと同時多発的にらめっこを起こし、うんうんうなりながら、ひどいときには数時間かけて決めていた。
それが今はどうだ。日に2デザイン出して、まだ作品に起こす余力がある。
これはやっぱり継続の力なのではあるまいか。
原稿という負荷をかけられ続けたことにより、吾輩は新たなるステージへの切符を手にしているのではないか。
そしてこれは小説にも言えることなのではないだろうか。
毎日何字、何キロバイトと書き続けていたならば、持久走の練習をしているかのように「字書きの体力」とでもいうものがついてきて、質も量も、上がっていく……ということがあるもかもしれない。
ちなみに+αの部分が何かというと。
カラーページ……描こうかなって……(自殺行為)。
※1 本
本、本と言ってはいるが、DL販売の予定なので紙の本にはならない。
作者本人が紙の本大好きなので自分用には刷るかもしれない。
※2 漫画同人誌
ロココ調な衣装が描きたいがために描いた一次創作のほんのりやおい漫画。
当時の絵はお粗末にもほどがあるので読み返すととっても恥ずかしい。本になる分量の漫画など描いたのは後にも先にもそれっきりなのでとってもいとおしい。
イベントで2部売れた。友達に。
いつかリメイクしたい。
※3 うっかり増えてしまった
創作者にはよくあること。
ページ数、キャラ数、文字数、その他。
中には「冊数」というつわものも存在する。
※4 1枚に3時間
衣装を強調するために背景白無地という選択肢を取ったので、この程度で済んでいる。
背景ぎちぎちに書き込んだら、15時間かかる。
……今は、もう少し早くなってたりして。
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