63冊目 オタクショップの歩き方
どうも、吾輩です。
オタク系のお店で有名どころというと何件かありますが、それぞれに特色があるのです。
あくまで吾輩の行動範囲にあるお店について書かせていただくので「うちの地域の店舗は違うよ」という場合はご了承いただきたく。
オタク向けの店、というと、真っ先に連想するのは「アニメイト」だろうか。吾輩もかつてはよくお世話になった。
最近は行っていないが。
というのも、アニメイトは「広く浅く」のイメージがあるからだ。
吾輩の行動圏内にある店舗では漫画、ラノベ等の書籍のみならずコスプレ衣装や画材まで扱っている。さらには同人誌コーナーまである。
が、あくまで「旬」の品物を扱っている傾向にあり、流行作品を追いかけたい人向けという印象を受ける。流行に左右されない画材については、一通り揃うが吟味したいなら画材店に行ったほうがいいな、という品ぞろえである。
初心者向け、というとわかりやすいかもしれない。
長期休暇の時期に、いかにも場慣れしていない雰囲気の中高生グループが入っていくのを見て「若いな」と思う吾輩であった。
次に「らしんばん」。幅広いジャンルを取り扱っているのは同様だが、こちらは中古品の買取・販売もしているのがメイトとは異なる。いわば同人版ブックオフというところか。
中古でいいから安価に買いたい、あるいは古い作品を探しているという人は、こちらにお世話になるといいかもしれない。
そして「まんだらけ」。とにかくジャンルが広いのが強みである。同人誌やコスプレ衣装などの連想しやすい「オタクグッズ」のみならず、駅員さんの制服や古い看板、カスタムドール、アイドル関連商品も販売している。カオスだ。吾輩の最寄店舗には澁澤龍彦(※1)コーナーまである。基本的に中古商品であるが、新品も販売している。
勿論同人誌(女性向け、男性向け問わず)も充実しているが、吾輩の最寄店舗は広大過ぎて探すのに骨が折れる。
通販もしているので、探すのが面倒な方や遠方の方は利用するといいだろう。
他にも「とらのあな」「メロンブックス」など有名店舗は多数あるが、あまり利用したことがないので多くは語れない。
同じ「オタクショップ」でも様々な形態があると、わかってくだされば幸いである。
※1 澁澤龍彦
マルキ・ド・サド(※2)の本を訳して裁判になった人。
※2 マルキ・ド・サド
サディズムの語源になった人。
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