文字を音で表現している本作品。
主人公優人はピアニストなのですが、彼には隠された過去がありCRSの世界から離れていた。
そんなフリーターでフラフラ日常を過ごしてニート候補生になっていた彼のもとに現れたのは1人の銀髪少女、白雪だった。
彼女との出会いによって彼は再びピアニストとして彼女とともに歩み始めるのですが、優人と白雪の過去編が凄いんですよ。
伏線からのどんでん返し。
ラブコメ展開や家族の在りかた。
ピアノバトルも熱く原曲を買ってしまったほどにファンになれます。
原曲を買わされるほどの魅力ある文章が書けるのはなかなか見られないのではないでしょうか。
作者の熱がとんでもなく込められた本作品はピアノ作品では飛び抜けてい ると言わざる得ないレベルです!アニメ化したら話題になりそうです。
ピアニストたちが「感動」を与えることを競う新世代の競技。
その名もChessRankingSystem(チェスランキングシステム)、通称CRS(クラス)。
かつてCRS競技で脚光を浴びた早見優人は、とある事情から競技を辞めてニート候補生に。
自分の未来を選択出来なくなった彼に届いたのは――――自分を『パパ』と呼ぶ銀髪美少女!?
CRS競技を通じて、優人は自分の物語を進み出す。
物語はピアノの旋律に乗せられて。
ドラマとドラマのぶつかり合い。
感動――――人の心を動かす物語が音と紡がれる。
そんな、心を揺さぶるピアノの音楽ドラマ。
今にも旋律が胸を打つような物語を是非!
辛い過去の経験からピアノを弾くことをやめてしまった主人公。
ピアノをやめた彼はニート候補生として生きていました。
そんな彼のもとにある日、一人の少女が送られてきます。
少女、白雪がにもらった白い封筒に入った手紙には『貴方は、日本政府が管理するニート候補生更生プログラム「Project白雪」の第一被験者に選ばれました』との書面が……。
すったもんだの末、主人公は白雪を娘として養うことになります。
ピアノを通じて心を通わせ合う主人公と白雪の物語です。
主人公も悲しい過去を背負っていますが、白雪にも背負うものがあって……
演奏バトルでは手に汗握り、主人公と白雪、それぞれの背負うものについての物語では切なさを感じ、色々な気持ちを呼び起こしてくれる作品です!
現時点の最新話(episode73)まで読破しましたが、今後の展開が気になり過ぎるッ!!
CRS(チェスランキングシステム)ピアノ演奏が世界的なブームとなっている中、ピアノ演奏の腕をチェスの駒を用いて競い合う競技があった。
天才ピアニスト、音殺し(サウンド・キル)の異名を持つ早見優人は高校三年生の冬、突如CRSの世界から姿を消す……。
月日が立ち、アルバイトで生計を立てていたある日のこと。
彼の家の前に大きな箱が置いてありその中には……。
続きは是非、本編で。
音楽を文章で表現する……。文字で、です。
とあるニート候補生と育児放棄された銀髪の少女の出会いから始まるこの物語は、二人を結ぶピアノから生み出される音楽と共に紡がれて行きます。
それは時に優しく、時に愛しく、時に悲しく、時に切なく。
読み進めるほど、登場人物達の心の機微や動きはまるで一つの演奏のように色を変え、読者をその音色に乗せて次へ次へと誘います。
優人くんと白雪ちゃんの心温まるやりとりは、ネグレクトという社会問題を提起しながらも、それでも繋がる絆はあるんだ……と明るい未来を願わずにはいられません。
この作品を読み始めてから初めてクラシック音楽を購入しました。
優人君の十八番でもある、フランツ・リストの「死の舞踏」
是非、原曲を聞いてみてください。もっと彼らの音が肌で感じることが出来るようになるはず……です。
長くなりましたが、最後はやっぱりこの言葉で締めようと思います。
—————さぁ、物語をはじめよう!!
CRSにおいて高校生でありながら騎士の称号を持つ早見優人。
その世界から姿を消しニート候補生となった彼のもとに10歳の少女・白雪が現れて……。
連載中「episode64:銀色のinterlude」まで読了時点のレビューとなります。
天才少女である白雪がほんとに可愛いです!
主人公・優人の人柄、音羽や静、つづりなど、登場する人物もキャラが立っていてそれぞれの役割がよく伝わってきます。
育児放棄とニートを組み合わせて解決しようとする政府……という設定もまた斬新で面白い。
音を物語で伝えるのは非常に難しいのですが、まるで情景を見ているかのように伝わってきます。
練習風景、月の兎での公演、舞台での挑戦……脳裏に風景が描かれ、ピアノの音色が想像できます。
ここまで文字で伝えられるものなのかと、作者様の文章力には何度も唸らされました。
そして、この物語を読んでいて、わたしは作者「白雪❆」さんご自身のピアノを聞きたくなりました。
果たして優人は試練を乗り超え、王の座を射止められるのか。
そして白雪との関係は続くのか……。
とにかく続きが楽しみで、最後まで見守りたい作品です!
……さぁ、物語を始めよう!
ピアニストとしての素質がありながら、才能を眠らせている少年(ニート候補生)のもとに、日本政府からのプロジェクトが舞い込みます。と同時に、プロジェクトの核である十歳の少女・白雪の保護者になって、音と心が再生する物語が展開されます。
モーツァルトの『きらきら星変奏曲』が多彩なアレンジを施されて今日、私たちの耳に届いているように、Project白雪が奏でるクラシックの名曲群が、原曲をアレンジした形で私たちの目に届くかのような既視感をおぼえます。
それは聴覚を喚起して、未知のピアノ世界への物語が随時、始まっていく新鮮さです。
聴衆が真に求めるのは、作曲家に畏敬の念を表わした上でのアレンジ、心動かされる感動の一瞬。
本作では、原曲をアレンジして感動を伝える斬新なコンクールを軸に、ピアノバトルの緊迫感が描かれます。
一方、パパと呼ばれる少年(青年)と、パパに甘える謎の少女・白雪さんの、過保護礼讃、ハートフルな日常の描写には、心あたたまります。
そんなシラユキイオン効果を是非、味わってください♡♡♡
このお話は、ChessRankingSystem(チェスランキングシステム 通称CRS)という、全く新しいピアノの世界を描いた物語。
『感動』
それを如何に伝えられるか。
その新しいピアノの世界で、主人公の早見優人は音殺し〈サウンド・キル〉と呼ばれるほど、天才的なピアニストだった。
しかし、ある事件がキッカケでピアノを弾く事を辞めてニート候補生(自称)に。
そして、(自称)ニート候補生の主人公早見優人が政府が企画した『ニート候補生の更生プログラム』に選ばれ、ある日、自宅に銀色の髪をした幼い子供こと白雪が送られてきた。
その白雪もまた、一度聞いただけで曲を自分のものにしてしまうという天才的な持つピアニストで、そんな白雪と出会った優人は、またピアノを弾き始める。
一話で弾いた早見優人の演奏。
最初に見た後と、読み進めていくと明らかになる優人の過去を見終わった後じゃ全然違います。もう鳥肌が立ちました!!
登場人物のキャラの個性が強くて、それでいて、皆可愛い!!(๑•̀ㅂ•́)و✧
心情が美しく描かれて、この世界に入り込んでしまいます。もう、話の持ってき方がお上手。泣かせるわの、可愛さに悶絶させるだの、作者である白雪さんに興味が湧いてきます(変な意味じゃありません)
これから更新楽しみにしてます!
この感動を是非とも皆さんも味わってはいかがでしょう。
CRSという、ピアノのアレンジを競い合い、チェスの駒の称号を賭けて争う新感覚ピアノバトル。主人公はかつて「音殺し(サウンド・キル)」と呼ばれた天才アレンジピアニスト。しかし、突然の引退。ニート候補となる。そんな少年の元に、「クイーン」の称号を持つ女性から、ある贈り物が届く。それは、箱詰めされた美少女だった。少女もまた、天才的な才能を持つ、ピアニストだった。
少女は主人公をパパと慕い、主人公も少女の父親兼師として、ピアノの世界に戻ることとなる。少女は幼いながらも、時折大人びたセリフで周囲を驚かせる。
主人公はあるトラウマを抱えていた。高校生の時、学園祭でバンドを組むことになった主人公は、そのバンド演奏直後に、母親が入院していた病院が火災に見舞われたことを知る。主人公は間に合うのか?
そして、何故主人公は突然CRSを辞退したのか?
少女と共に、主人公が再びCRSで演奏する時は来るのだろうか?
様々なピアノ曲やピアノの楽器名、作曲家たちが刻んだ歴史など、豊富な知識が散りばめられていて、思わず唸る。
音楽好きな方は、是非ご一読下さい。