まずは、10万文字の達成おめでとうございます!ずっとファンで見てきましたが、キレがいいのでレビューさせて頂きます!
いつの時代も音楽という道楽はずっとあり、この作品の世界観はピアノを中心としたCRSというチェスの駒を用いたランク制度で物語が動き始めます。
主人公である優人のランキングは騎士Ⅳのランクを持ち、音殺し(サウンド・キル)という二つ名を持ちながらも、とある理由でCRSの業界を去ってしまい、ニート候補生になってしまいます。
そして、数年の時を経て、日常わただ淡々と過ごしていたクリスマスイブに彼のもとへ1つの白い大きな箱が届きます!
その中身は、なんと銀色の美少女白雪ちゃんが!?
そこからの物語は、どんどん動き始めます!ピアノの原曲を作者独自で解釈しアレンジして、音色の文章表現や演奏シーン、キャラ一人一人の心の描写が上手いです。
白雪ちゃんの微笑ましい日常シーンや優人との練習シーンや会話のやり取り、途中で登場するヒロイン音羽ちゃんは、私の好みである「~なのだけれど系の女の子」でドストライクです!
後半においては、現在の王である神楽つづりちゃんや、狂姫、成瀬君など、様々なキャラが登場して、どう現代に絡んでくるのか。
最新話は過去編なのですが、遂に優人の過去に触れていて……。
完結がどうなるのか本当に見えなくて楽しみが絶えない作品です!
天才と呼ばれる猛者達が世界中から集うなか、ある天才ピアニストはCRSの世界から姿を消す。
ある日、派遣やアルバイトで生計を立てていた主人公の家の前に箱が置かれ、その中に入っていたのは銀髪の美少女だった……。
奇想天外な設定から始まり、コメディ要素を含むテンポのいい会話に、サクサクと読み進めることができます。
銀髪の美少女がとにかく可愛くて個性的。
少女に振り回される主人公ではありますが、その少女にピアノの才能があることに気付き、次第に自身の心にも変化が……。
まだ読書途中ではありますが、この二人の関係性がほのぼのとしていて心地よい。
果たして主人公はピアニストの道に戻るのか……。
ラストが気になります。
(第三楽章 ―決意の音― 拝読後のレビュー)
最新話19話読了時のレビューです。
この作品の魅力を一言で現すと「全部」です。
まず最初に銀髪ロリ少女、白雪が箱詰めで送られてくるトンデモ展開で掴みはOK!
そして白雪は類い稀なるピアノの才能を持ち、
彼女の演奏を聞いた主人公優人は、かつて失ったピアノへの情熱を取り戻して白雪の師匠となり、自らの復帰も決意する。
そして優人の演奏を聞いた白雪も、その圧倒的な実力に衝撃を受け、ピアノに取り組む姿勢が変わる。
かつて一世を風靡した天才が、時を経て新たな才能を目にして現役復帰、そして師匠として、ライバルとして共に高め合っていく、
この展開に心が熱くならない人なんているのでしょうか?
さらにピアノから離れた日常のシーンでも、
優人と白雪が家族として絆を深めていく様子がとても微笑ましく、
作者様の繊細で美しい背景・心理描写がガッと心を掴んで感情移入させられ、
読んでいる間ずっと泣きそうになってました。
この作品は必ず名作になる! 先取りするなら今のうち!
絶対の自信を持っておすすめします!
いかに「感動」を与えられるか。
ピアノを用いた音の競技CRSの存在に、
騎士、早見優人の存在に、惹かれます。
会場を圧倒する、優人の演奏と、
うらはらに、評価を、世界を見放すような
彼の心模様。
そして、思いがけず届いた贈り物。
銀髪の少女。
彼女の正体は。
謎めいた手紙に、ドキドキします。
明るく可愛い白雪と
もたらされた手紙の予想外の事の大きさ。
政府に仕組まれた、
Project
その存在が、予想外で面白いです。
白雪の才能。
物語は、少女との出会いにただ喜ぶ主人公のような
予期できるような内容ではありませんでした。
二人の関係は、思わぬ方向に進み。
想像と違っていました。
CRSとの繋がりに、わくわくします。
互いの才能に惹かれ、高め合う二人。
二人は、どんな家族になるでしょうか。
思いがけず、舞台に立つ、白雪。
彼女が奏でたのは。
去ってしまった彼を、力強く引き戻す。
死と生の音。
感動の音色が聞こえてきます。