虹の架け橋

作者 日野 祐希

62

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★★★ Excellent!!!

浜名南高校図書部に入部した主人公の悠里。
そこに現れたのは栃折奈津美という美少女の先輩。

「ようこそ、浜名南高校図書部へ!」

そう歓迎された悠里と奈津美先輩のお話です。

このお話の中で、私は初めて『書籍修復家』や『製本家』という仕事を知りました。
世の中にはいろんな本に携わる仕事があるんだなぁ、と感心すると共に。

この栃折先輩の魅力が、ぐいぐい来る。
読み進めるにしたがい、ぐいぐい迫ってくる。
なにこの先輩。めちゃ可愛い。

描写の上手さと展開の巧さにも引き込まれました。

是非あなたも、この図書部の毎日を追いかけてみてください!

★★ Very Good!!

全体を通して非常にいい感じられたのが、ジブリ作品のような色鮮やかな世界が思い浮かべられるところ。というのも情景描写がとてつもなく巧い。
シーン0では桜に始まり、先輩の黒髪、校章の色まで言及し、図書館でもどこか本の匂いを感じられ、二章においては山の緑がイメージさせられていつでもノスタルジックな気持ちになります。
派手過ぎないがために、高校生の仄かな感情が逆に引き立っていて、どこか日本的な美を感じました。
社会の喧騒から離れてゆっくりしたい、そう思った人に勧めたくなる作品です。

★★★ Excellent!!!

失われた時間は二度と戻ってこない。そして、同じことの繰り返しははやく感じる。男の世界とは某ゲームと同じく、エンドレス。でも、女性という華やかなる、それでいて、彼女のように良く言えばムードメーカー、悪く言えばトラブルメーカー。でも、そういう人がいないと、人生ってつまらないんですよね。この作品は文章のテンポが良く、構成もうまいし、これほど、登場人物が魅力的でい、一気読みできる小説は、さすが、というよりないです。

★★★ Excellent!!!

うん?この作品のヒロインを見るに、俺の好きな年上系ヒロインか。しかも一番最初の話を見るにクール系っぽいな!はっはっー!こいつは面白そうじゃないか!
(2-3まで読後)
全然クールじゃねー!完全ポンコツ系で見栄っ張りじゃねーかー!最初のギャップと相まって最高じゃねーかーこの奈津美先輩!

失礼しました、熱くなりました。
魅力的なキャラ、これは小説を盛り上げるうえで欠かせないものだと思います。その中でこの奈津美先輩は間違いなく、疑いようもなく、議論の余地なく魅力的です。勉強できなくて、または補修が絡んできて百面相している様など、惹かれる男性諸氏も多いと思われます。

★★★ Excellent!!!

 製本家、書籍修復家という、クラフトマンシップに富んだ手仕事のプロ。
 司書という、人と本をつなげるために、収集し、保存し、提供するという仕事を粛々とこなす、静かなコミュニケーションのプロ。

 そうした本に関わるプロフェッショナルを目指す少年少女が育まれる場として、そうした彼らが青春の時を過ごす場として、学校図書館はかけがえのない場所だと思います。

 それぞれの胸に去来する思い、夢、熱意、そして未来。

 この物語の広がりを、見守りたいです。

★★★ Excellent!!!

2-1まで読みましたが、既に最後まで読みたいなと思える作品です。悠里の視点で書かれた読みやすい文章は違和感なく読み進めることができ、悠里を通して奈津美先輩の魅力がひしひしと伝わってきます。少なくとも私は、ここまでで既に奈津美先輩に心惹かれています。製本家の卵である奈津美先輩と図書館司書を目指す悠里。この小説は恋愛をテーマに置いていませんが、2人が繰り広げる図書部での日常は、充分に学生時代の淡い恋心を蘇らせてくれる。そんな力を秘めた作品だと思います。

★★★ Excellent!!!

図書館好きにはたまらない作品!
出会いは偶然なのか必然なのか、一つ一つ丁寧な文章が目立つ作品ですが、なによりキャラの動き方にかなり繊細さを個人的に感じる作品です。

物語の情景が本当に目を閉じれば浮かぶのは作者の想いが文章を通じて感じるからなのでしょう。

タイトルの意味も少し気になるところでブックマークは必須です!笑
ぜひ、お手にとって読んでみましょう!

★★★ Excellent!!!

 図書館や製本現場を描く作者様の最新作! 主人公は図書館司書を目指す新入生。そこに現れた先輩美女は、幼き日のあの子だった。司書を目指しているが図書館部には入る気がなかった主人公だったが、強引に入部させられることになって……⁈ 静かな読書空間であるはずの図書館で繰り広げられるラブ(?)コメディ。
 図書館という独特の空間と、ハチャメチャな先輩との組み合わせが癖になること間違いなしの作品です。そして日常に疲れていた主人公が今後どうなっていくのか気になります。
 図書館好き、本好きな方は、是非ご一読を!