第151話

 やっと、クッキー様と

お近づきになったのに、また

横から、かっさらっていく気か。

 あたしから、パパとママを

奪ったように!!


 お願いだよ。あたしの前から

消えてくれ。


「ミオ!あなたに万一の事が

あったら、どうしたらいいのよ。

 リオは、悲痛な表情で訴えた。


 知るか。

 あんたに貸しを作るくらいなら

、死んだ方がマシさ。


 だけど、そんな事は口に出さない。 

 だって、あたしは、良い子ちゃんなンだから。

 ずっと、演じてきたンだ。

 良い子ちゃんを。

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