　気付くと、夕方になっていた。

ここは、九鬼神邸だ。

「え、夕食ですか。」

　あたしの声は、引っくり返り

そうだ。

「ええ、宜しかったら、一緒に

いかがですか。」

　クッキー様が優しく微笑んだ。

　わ～・・、何なの、この幸運は

、一生分の幸運が、ここに集結したの・・・？

「クッキーの料理は最高だぜ～。お婿さんに欲しいくらいさ。」

　とジョー。って、お前は、話に

割り込んでくるな～。

　でも、そんなに腕がいいなら、

あたしもお婿さんに欲しい～。

　も～、全財産叩（はた）いても

欲しいンだけど～・・・。

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