第13話 論外なんだよ
「っで、マジで、ミオちゃん。
カレ氏いね~のォ~😆🎶✨」
何だ。あたしは、ジョーのツレか~。いつから『タメ語』だよ。
だけど、あたしは嫌な顔ひとつ見せず笑顔で答えた。
「マジ、いないンですよ~…😅💦💦」
適当に酔った振りをした。
「何、ミオ、前のカレ氏は?」
正面の女友達が訊いてきた。
おいおい、いつのカレ氏だよ。
この前、話しただろ~。
親友の萌絵とゲス不倫したって。
でも、そこは優等生……。やんわりと笑顔で
「ダメダメ、浮気モンだから、カレは」
「じゃ、今、フリーなんだァ~ー😆🎶✨」
って、売れないホラー作家が笑った。
こらこら、お前が目を輝かすな。
論外なんだよ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます