贋の歯は呪いの色の母の背に

(にせのははのろいのいろのははのせに)


【解説】「贋の歯」とは入れ歯か差し歯のことであろう。呪いの色に染まった母親の背には、誰かに噛み付かれて刺さり、残った歯が何本か……。

 寺山修司の俳句だと強く思い込んで読めば、三割くらいは良く見えてくるような句である。季語なし。

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