第199話 お好み焼き
『俺が毎日書くというだけ』199話。特に書くことが思いつかずに最後の一回前だというのにノープラン。
書くことがない。
そんなわけで、
「お好み焼きは焼きたてより、焼いてソースとマヨネーズつけてタッパーに入れてしばらく置いたやつが好き」
という話をしよう。
まったくどうでもいい話だ。そしてほとんど上記のことで話が終わっている。
昔、母が作ってくれた弁当は、たまにお好み焼きを入れてくれていた。その味わいは焼きたてとはまったく違うものなのだ。
ひとつにはソースが生地に染み込んでいるのも理由である。「一日寝かせたカレー」に似た効用もあるかもしれない。ただソースとマヨネーズを塗って放置していてはいけない。表面が乾くから。タッパーのようなもので密閉しておかないとあの味わいは出ない。
それと、温め直さない。冷たいまま食べる。なぜかそのほうが美味しいような気がする。
恐らくタッパー内で冷めていくうちに中の水分が全体にほどよくまわりつつ、ソースとマヨネーズが生地にしみてあの風味が出るのではないかと推測する。そこで温めると水分が飛んでしまうのではないか。
気になった人は一度試してもらいたい。試した結果不味くても保証はできない。「お好み焼き」なだけに作り方はお好みで変わるから保証できへんもん。
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