April

雲海

諦観も顕に傘を叩きつけた

折れていた傘は更に歪み  濡れた風が髪を拐う

水晶が浄化するように  海底から見上げた空は

僕に叩きつけたんだ  もっと蒼いだろうと思う

          差した陽はあまりに無色だ

   ま           い

  だ     望     い

        ん    ん

       で    だ     君

      も    よ     は


   笑             唯

  っ        い

 て        れ

          ば      い

                  い

                   よ

     ほ            ねぇ

         ね     笑えるよ

       ら      君はまだ笑えるよ

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