第37話 シェールガスが出てこないシェールガスの話
カタカナだとご覧の通り「シェールガス」って書きますよね。でもこのシェールという英単語はshaleとつづるのだと知って辞書で引いたら
ʃeil
なんですよ。カナにするなら「シェイル」なんです。なので、どうしてシェイルガスじゃないのか不思議でならないんです。
そして、シェルとかシエルとかシェールとカナで書くものを結構見かけるので、紛らわしいと思うんです。
頁岩(けつがん)ガスじゃあかんのかとずっと考えてるんですけど、頁岩が一般的じゃないと家族に言われた結果「ページ岩(いわ)ガス」という妥協の産物が生まれました。
ダサいなこれ……。
頁岩は字の通り、本のページのように薄く割れる岩石です。
朝宮が頁岩を覚えたのは「バージェス頁岩(カナダ)」のおかげです。ご存知の方はきっかけをお察しください。
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