コンテナクラスはデータ構造を取り扱うためのクラスです
ソーラー「
先程は
ヘッダファイル<vector>をインクルードすることにより
vectorクラスのクラステンプレートを用いて
データをメモリに格納できました
vectorクラスのクラステンプレートを用いるには
ヘッダファイル <vector>をインクルードする必要があるんです
ヘッダファイル <vector>は
STL(Standard Template Library)
標準テンプレートライブラリに含まれています」
マックス「そうだな
ヘッダファイル <vector>をインクルードすると
vectorクラスのクラステンプレートが利用できることになったよな」
ソーラー「そうでしたね
そして
標準テンプレートライブラリには
ヘッダファイル <vector>
だけでなく
他のさまざまな
関数テンプレート
や
クラステンプレートなど
が使用できる
ヘッダファイルが用意されています
それらの
ヘッダファイルには
一例として次のようなものがあります😊
👇
ヘッダファイル<array>(呼び方はアレイ)
クラスarray型のクラステンプレートを使用できる
ヘッダファイル<deque>(呼び方はデク)
クラスdeque型のクラステンプレートを使用できる
ヘッダファイル<list>(呼び方はリスト)
クラスlist型のクラステンプレートを使用できる
ヘッダファイル<vector>(呼び方はベクター)
クラスvector型のクラステンプレートを使用できる
ヘッダファイル<stack>(呼び方はスタック)
クラスstack型のクラステンプレートを使用できる
ヘッダファイル<queue>(呼び方はキュー)
クラスqueue型のクラステンプレートを使用できる
ヘッダファイル<set>(呼び方はセット)
クラスset型のクラステンプレートを使用できる
ヘッダファイル<map>(呼び方はマップ)
クラスmap型のクラステンプレートを使用できる
マックス「なんかまったくみたことのない
ヘッダファイルがたくさん出てきたな」
ソーラー「実はこれらのヘッダファイルで用いられている
クラスarray型のクラステンプレート
クラスdeque型のクラステンプレート
クラスlist型のクラステンプレート
クラスvector型のクラステンプレート
クラスstack型のクラステンプレート
クラスqueue型のクラステンプレート
クラスset型のクラステンプレート
クラスmap型のクラステンプレート
には
ある
共通点があります」
マックス「共通点?
う~ん
全部、クラステンプレートってことか?」
ソーラー「
ヒントは・・・
そうですね
クラスarray型のクラステンプレート
クラスdeque型のクラステンプレート
クラスlist型のクラステンプレート
クラスvector型のクラステンプレート
クラスstack型のクラステンプレート
クラスqueue型のクラステンプレート
クラスset型のクラステンプレート
クラスmap型のクラステンプレート
を
よーく見ると
さきのエピソードで用いられた
クラスvector型のクラステンプレート
が含まれているのが分かるね
クラスvector型のクラステンプレートは
どんな機能を持つクラステンプレートだったでしょうか?」
マックス「クラスvector型のクラステンプレートは
データをメモリに格納する機能をもっていたような・・・」
ソーラー「そうなんです
これらのクラステンプレートは
すべて
データをメモリに格納する機能をもっているんです」
マックス「こんなに
データをメモリに格納する機能をもつ
クラステンプレートがあるのか?」
ソーラー「そうなんです
そして
これらのクラステンプレートを用いれば
それぞれのクラステンプレートに備わっている方法で
データをメモリに格納し
管理されたデータにアクセスして使用することができます
クラステンプレートを用いることにより
データを管理する構造
データ構造
ができるというわけです
もちろん
それぞれのクラステンプレートをもちいることにより生成される
データを管理する構造
データ構造
は違います
また
データ構造は
コンテナ(container)
とも呼ばれ
コンテナクラスといえば
データ構造を取り扱うクラスというわけです
クラスarray
クラスdeque
クラスlist
クラスvector
クラスstack
クラスqueue
クラスset
クラスmap
はすべてコンテナクラスです」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます