🌻天国にいけるC++言語入門🌻 進化し続けるオブジェクト指向プログラミング ver3.2307

クラス宣言内の メンバ変数宣言 メンバ関数宣言 のそれぞれにアクセス指定子privateもしくはpublicを設定することができます。 その２

#include <iostream>

using namespace std;

class Cube {

private:

int no; //変数noはクラスCubeのメンバ変数とよばれます

private:

float tate; //変数tateはクラスCubeのメンバ変数とよばれます

private:

float yoko; //変数yokoはクラスCubeのメンバ変数とよばれます

private:

float takasa; //変数takasaはクラスCubeのメンバ変数とよばれます

private:

void display(); //自作関数displayはクラスCubeのメンバ関数とよばれます

};

void Cube::display() {

cout << "立方体につけられたナンバーは" << no << "です" << "\n";

cout << "立方体の縦の長さは" << tate << "です" << "\n";

cout << "立方体の横の長さは" << yoko << "です" << "\n";

cout << "立方体の高さの長さは" << takasa << "です" << "\n";

}

//👆クラスCubeのメンバ関数となっている自作関数display()の定義をおこなっています

int main() {

Cube cube1;

//👆cube1のクラスCube型のオブジェクト宣言をおこなっています

cube1.no = 1;

cube1.tate = 2.0;

cube1.yoko = 3.0;

cube1.takasa = 4.0;

cube1.display();

return 0;

}

ビルド実行結果

エラー (アクティブ) E0265 関数 "Cube::display" (宣言された 行 20) にアクセスできません

エラー (アクティブ) E0265 メンバー "Cube::yoko" (宣言された 行 12) にアクセスできません

エラー (アクティブ) E0265 メンバー "Cube::tate" (宣言された 行 10) にアクセスできません

エラー (アクティブ) E0265 メンバー "Cube::takasa" (宣言された 行 14) にアクセスできません

エラー (アクティブ) E0265 メンバー "Cube::no" (宣言された 行 8) にアクセスできません

エラー C2248 'Cube::yoko': private メンバー (クラス 'Cube' で宣言されている) にアクセスできません

エラー C2248 'Cube::tate': private メンバー (クラス 'Cube' で宣言されている) にアクセスできません。

エラー C2248 'Cube::takasa': private メンバー (クラス 'Cube' で宣言されている) にアクセスできません。

エラー C2248 'Cube::no': private メンバー (クラス 'Cube' で宣言されている) にアクセスできません。

エラー C2248 'Cube::display': private メンバー (クラス 'Cube' で宣言されている) にアクセスできません。

ソーラー「はい、みなさ～ん

Cubeのクラス宣言内の

メンバ変数宣言

メンバ関数宣言

のそれぞれにアクセス指定子privateを設定したので

cube1のクラスCube型のオブジェクト宣言

Cube cube1;

を実行して

オブジェクトcube1のメンバ変数

cube1.no

cube1.tate

cube1.yoko

cube1.takasa

オブジェクトcube1のメンバ関数

cube1.display()

を作製しても

オブジェクトcube1のメンバ変数

cube1.no

cube1.tate

cube1.yoko

cube1.takasa

オブジェクトcube1のメンバ関数

cube1.display()

は

使用することはできないので

cube1.no = 1;

cube1.tate = 2.0;

cube1.yoko = 3.0;

cube1.takasa = 4.0;

cube1.display();

を実行しようとしても

ビルドエラーが表示されます。」

マックス「おお　やったな　ソーラー」

ソーラー「めでたし　めでたし😊」

マックス「おい　ソーラー😊」

ソーラー「なんでしょう😊」

マックス「このままじゃ　どうしようもないじゃないか～い」

ソーラー「やっぱりそうですよね」

マックス「どつぼに　はまってるだけじゃないか

どこまで はまりつづけるんだ」

ソーラー「じゃあ

Cubeのクラス宣言内の

メンバ変数宣言

メンバ関数宣言

に設定された

アクセス指定子を

すべて

privateから

public

に変更してプログラムを実行してみます。

そのプログラムはこちらです

👇

#include <iostream>

using namespace std;

class Cube {

public:

int no; //変数noはクラスCubeのメンバ変数とよばれます

public:

float tate; //変数tateはクラスCubeのメンバ変数とよばれます

public:

float yoko; //変数yokoはクラスCubeのメンバ変数とよばれます

public:

float takasa; //変数takasaはクラスCubeのメンバ変数とよばれます

public:

void display(); //自作関数displayはクラスCubeのメンバ関数とよばれます

};

void Cube::display() {

cout << "立方体につけられたナンバーは" << no << "です" << "\n";

cout << "立方体の縦の長さは" << tate << "です" << "\n";

cout << "立方体の横の長さは" << yoko << "です" << "\n";

cout << "立方体の高さの長さは" << takasa << "です" << "\n";

}

//👆クラスCubeのメンバ関数となっている自作関数display()の定義をおこなっています

int main() {

Cube cube1;

//👆cube1のクラスCube型のオブジェクト宣言をおこなっています

cube1.no = 1;

cube1.tate = 2.0;

cube1.yoko = 3.0;

cube1.takasa = 4.0;

cube1.display();

return 0;

}

プログラムの実行結果

立方体につけられたナンバーは1です

立方体の縦の長さは2です

立方体の横の長さは3です

立方体の高さの長さは4です

マックス「ふうぅ・・・ちゃんと

正常にビルド実行することができたか・・

アクセス指定子をprivateからpublicに変更することにより

cube1のオブジェクト宣言

Cube cube1;

により生成される

オブジェクトcube1のメンバ変数

cube1.no

cube1.tate

cube1.yoko

cube1.takasa

オブジェクトcube1のメンバ関数

cube1.display()

を使用することができるようになったわけだ」

てんC「ところで

今までは

Cubeのクラス宣言内の

メンバ変数宣言

int no;

float tate;

float yoko;

float takasa;

メンバ関数宣言

void display();

に設定されたアクセス指定子は全て

private

か

public

の

どちらかでしたが

Cubeのクラス宣言内の

メンバ変数宣言

int no;

にはアクセス指定子private

float tate;

にはアクセス指定子public

float yoko;

にはアクセス指定子private

float takasa;

にはアクセス指定子public

メンバ関数宣言

void display();

には

アクセス指定子public

というように

バラバラにアクセス指定子を設定することは可能なのですか？」

ソーラー「もちろん　可能です」

マックス「なんか・・・

かなり複雑なことになりそうだな・・・」