cinをつかって半角英数字1文字分の文字データをchar型の変数に格納する
ソーラー「数値じゃなくて文字もコマンドプロンプト画面から
入力できるかたしかめてみようかな?」
#include <iostream>
using namespace std;
int main() {
char a;
cin >> a;
cout<< a << "\n";
return 0;
}
ビルド実行結果
n(とキーボードから入力すると)
n
ソーラー 「文字もchar型の変数aに格納できるじゃないか?」
まあ できるんじゃないかとはおもっていたんだけど
だって👉」
#include <iostream>
using namespace std;
int main() {
char a = 'n';
cout<< a << "\n";
return 0;
}
ビルド実行結果
n
ソーラー「👉
普通にchar型の変数aに 文字nを格納できていたものね。
cinをつかって
文字をchar型の変数aに格納できないわけもないか・・・
👇今のこのプログラムでは→」
#include <iostream>
using namespace std;
int main() {
char a;
cin >> a;
cout<< a << "\n";
return 0;
}
ビルド実行結果
n(と入力すると)
n
ソーラー「→
cinを使って
char型の変数aのアドレス&aにあてて文字nが格納されているわけだ
そして 変数aに格納された文字データ'n'を
cout出力表示したんだね。」
🍊🍊🍊🍊🍊🍊🍊🍊🍊🍊🍊🍊🍊🍊🍊🍊
以前のエピソードでアドレスについてお話ししましたが
ここでもアドレスについて説明してみます
☆char型の変数aのアドレスとは☆
char型の変数aには文字データが1文字格納されますが
そのとき 文字データが格納されるメモリに付けられた番号が
char型の変数aのアドレスとなります
char型の変数aは1バイトの格納容量をもち
例えば
char a='a';
が実行されて
char型の変数aに文字データ'a'が格納されたなら
アドレス番号004FF913のメモリに
01100001 (10進数で表すと97です)
が格納されることになります
文字aの画像データには01100001 (10進数で表すと97です)
が割り振られていて
この
01100001 (10進数で表すと97です)
を用いて文字aの画像データにアクセスすることができるというわけです
int型の変数aのアドレスなら
int型の変数aには整数値が格納されますが
そのとき 整数値が格納されるメモリの中の先頭のメモリに付けられた番号が
int型の変数aのアドレスとなります
int型の変数aは4バイトの格納容量をもち
int a=2;
が実行されたとき
整数値2は
00000000 00000000 00000000 00000010
👆 👆 👆 👆
1バイト 1バイト 1バイト 1バイト
のようにメモリに格納されています。
メモリの1バイトごとにアドレスはつけられているので
int型の変数aは4つのアドレスをもつことになります。
int型の変数aのアドレスとは
int a=2;
が実行されて
アドレス番号003FFE5Cのメモリに 00000010
アドレス番号003FFE5Dのメモリに 00000000
アドレス番号003FFE5Eのメモリに 00000000
アドレス番号003FFE5Fのメモリに 00000000
のように
数値データ2がメモリに格納されているなら
先頭の
00000010を格納しているメモリのアドレス003FFE5Cになります。
つまり
00000010を格納しているメモリのアドレス003FFE5C
00000000を格納しているメモリのアドレス003FFE5D
00000000を格納しているメモリのアドレス003FFE5E
00000000を格納しているメモリのアドレス003FFE5F
の4つのアドレスを代表した
00000010を格納しているメモリのアドレス003FFE5Cが
変数aのアドレス003FFE5Cとなっているのです。
同様に
float型の変数aのアドレスなら
float型の変数aには実数値が格納されますが
そのとき 実数値が格納されるメモリの中の
先頭のメモリにつけられた番号が
float型の変数aのアドレスとなります
そして
char型の変数a
int型の変数a
float型の変数a
であっても
変数aのアドレスは&をつかって&aと表されます
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