🌻天国にいけるC++言語入門🌻 進化し続けるオブジェクト指向プログラミング ver3.2307
整数値同士の割り算では割り切れなくて計算結果に小数点以下の部分が出る場合、小数点以下の部分は切り捨てられ整数部分のみが残ります
整数値同士の割り算では割り切れなくて計算結果に小数点以下の部分が出る場合、小数点以下の部分は切り捨てられ整数部分のみが残ります
マックス「よ~し もうちょっと
数値計算を実行してみるか
#include <iostream>
using namespace std;
int main() {
cout <<800+10 << "\n";
cout << 8-18 << "\n";
cout << 2*0.888 << "\n";
cout << 6/4 << "\n";
cout << 6.000/4.000 << "\n";
return 0;
}
コンパイル結果
810
-10
1.776
1
1.5
マックス「順調、順調
コンピュータに数値計算を実行させるのは簡単だな。
さてと
パスタでも食うとするか・・・
ソーラー
たのむ」
ソーラー「わかりました
特製のパスタをつくっちゃおっかな
何のパスタにしよっかな~?」
てんC「ソーラーさん
マックスさん
コンパイル結果を
よく見てください
cout << 6/4 << "\n";
の実行結果が
1で
cout << 6.000/4.000 << "\n";
の実行結果が
1.5になっています」
マックス「??
What?」
ソーラー「あっほんとうだ
6/4 の計算結果が
1で
6.000/4.000の計算結果が
1.5
になっていますよ。」
マックス「え もう
パスタができたって?」
ソーラー「ちがいますよ
6/4 の計算結果が
1で
6.000/4.000の計算結果が
1.5
になっていますよ。」
マックス「パスタの材料はここにある!」
ソーラー「ちがいますって
6/4 の計算結果が
1で
6.000/4.000の計算結果が
1.5
になっていますよ。」
マックス「Why?
パスタ カルボナーラでおねがいしま~す
その間に俺がその答えをかんがえておこう」
ソーラー「おおぅ たのもしいですね
それでは お願いします。」
マックス「おう、 まかしておけ
なあ てんC」
てんC「はい マックスさん」
パスタを作りに台所にむかうソーラー。
マックス「
で
なんで
cout << 6/4 << "\n";
の実行結果が
1で
cout << 6.000/4.000 << "\n";
の実行結果が
1.5
になるか・・だが・・・?」
てんC「マックスさん
コンピュータで数値計算を行う際
整数値同士の割り算においては
割り切れずに小数点以下の部分が出た場合
小数点以下の部分は切り捨てられ整数部分のみが残ります
6/4 は普通に考えれば計算結果は
1.5
ですが
1.5の0.5の部分はきりすてられて
1のみがのこります。」
マックス「そ。。。そうなのか」
てんC「
ですので
次のプログラムが実行されると
#include <iostream>
using namespace std;
int main() {
cout << 6/4 << "\n";
cout << 7/4 << "\n";
cout << 8/4 << "\n";
cout << 9/4 << "\n";
cout << 10/4 << "\n";
cout << 11/4 << "\n";
return 0;
}
コンパイル結果
1
1
2
2
2
2
てんC「このようなコンパイル結果が表示されます。
6/4が計算されると
1.5の0.5が切り捨てられ
1が表示され
7/4が計算されると
1.725の0.725が切り捨てられ
1が表示され
8/4が計算されると
この場合はふつうですね。
2が表示され
9/4が計算されると
2.25の0.25が切り捨てられ
2が表示され
10/4が計算されると
2.5の0.5が切り捨てられ
2が表示され
11/4が計算されると
2.75の0.75が切り捨てられ
2が表示されます。」
マックス「なんでかはしらないが
整数値のみが表現されるというわけか
シンプル好きだな
コンピュータは。
しかし
ふつうに考えて
コンピュータは
小数点以下を表示することぐらい
簡単なことなんじゃないか」
てんC「マックスさん
それは
6/4
の
6と4
がint型に格納されていることに関係があります。」
マックス「なんで int?」
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