C++言語ではC言語の時と違い小数点以下6桁以上の項を含む数値は 小数点以下6桁の位が四捨五入されて小数点以下5桁までがコマンドプロンプト画面に表示されます

ソーラー「では


さまざまな数値データを


float型の変数cに格納し


cout <<c<<"\n";


をつかって


コマンドプロンプト画面に表示してみましょう。


#include <iostream>


using namespace std;


int main() {


float c;

c=1.234567890123456789;


cout <<c<<"\n";


return 0;

}


コンパイル結果

1.23457



マックス「あれ?


なんか


C言語では


小数点以下6桁まで表示されていたものが


C++言語では


小数点以下5桁までしか表示されていないんじゃないか?


1.234567890123456789



小数点以下6桁の位の7が四捨五入されて


1.23457


になってるな・・・」


ソーラー「


では次は


float型の変数cに


数値データ

1.1

1.12

1.123

1.1234

を格納したものを


cout <<c<<"\n";


をつかい


コマンドプロンプト画面に


表示してみましょう。」


#include <iostream>


using namespace std;


int main() {


float c;

c=1.1;

cout <<c<<"\n";


return 0;

}


コンパイル結果

1.1



マックス「おや?

C言語では

1.100000

と小数点以下6桁までが表示されるんだが・・


C++言語では


素直に


1.1が表示されている・・


1.234567890123456789



小数点以下6桁の位の7が四捨五入されて


1.23457

と表示されたので


C++言語では

C言語の時と違い


小数点以下5桁までが表示されるルールに変更されたと


思ったっちゃ💖


だから


1.1は


小数点以下5桁になるよう


0が4つ足されて


1.10000と表示されるとおもったんだがな


なんか ちがうな」


ソーラー「そうですね。


C言語のときとは違いますね。


今度は

変数cに1.12を格納してみましょう」


#include <iostream>


using namespace std;


int main() {


float c;

c=1.12;

cout <<c<<"\n";


return 0;

}


コンパイル結果

1.12


マックス「??


C言語の時と違い


素直に1.12が表示されている・・


優秀、優秀😊」


ソーラー「今度は

変数cに1.123を格納してみましょう」


#include <iostream>


using namespace std;


int main() {


float c;

c=1.123;

cout <<c<<"\n";


return 0;

}


コンパイル結果


1.123


マックス「おう、いいね!」


ソーラー「今度は

変数cに1.1234を格納してみましょう


あっ


ぶーにゃんが松の木で爪とぎをしてる。」


#include <iostream>


using namespace std;


int main() {


float c;

c=1.1234;

cout <<c<<"\n";


return 0;

}


コンパイル結果

1.1234


マックス「順調♬順調♬」


ソーラー「次は


変数cに1.12343を格納してみましょう


#include <iostream>


using namespace std;


int main() {


float c;

c=1.12343;

cout <<c<<"\n";


return 0;

}


コンパイル結果

1.12343


ソーラー「ちゃんと


1.12343が


表示されましたね。


最後に


変数cに1.123432を格納してみましょう


#include <iostream>


using namespace std;


int main() {


float c;

c=1.123432;

cout <<c<<"\n";


return 0;

}


コンパイル結果

1.12343


マックス「これは


1.123432

小数点以下6桁の位の2が


四捨五入されて


コマンドプロンプト画面に表示される結果が


1.12343

のように

小数点以下5桁にそろえられているな」


ソーラー「そうなんです。


小数点以下6桁以上の項を含む数値は


小数点以下6桁の位が四捨五入されて


小数点以下5桁までが


コマンドプロンプト画面に表示されます


そして

1.1

1.12

1.123

1.1234

1.12343

のような

小数点以下の項が5桁までの数値は


そのまま

1.1

1.12

1.123

1.1234

1.12343

と表示されます。」

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