転生したら三億円事件の犯人だった!!

作者 ユーリ・トヨタ

110

38人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

これ、Webに置いとくだけじゃなくて、公募に出せばいいと思うわ。新基軸だから。

転移転生は最近の流行ってわけじゃなくて、昔から小説とか映画とかで取り上げられてきたネタ。移動先は異世界だけでない。タイムスリップものとして、江戸時代に医者がタイムスリップすると仁だし。沈黙の艦隊とかも。

有名事件の犯人に転移ってのは、いいとこに目をつけたなと。あんまり聞いたことないし。歴史上の偉人と同様、読者にとってなじみ深いものがあるし。

有名事件とはいっても、殺人事件とかだと陰惨になる。その点、三億円事件ならそういうマイナス要素がないし、真犯人は誰だという、実話ならではの興味もひけるし。

単に事件をなぞるだけでなく主要登場人物のキャラ立ちがいいのは、作者ならではの美点だ。

せっかくこの新分野開拓したわけだし、次は「キツネ目の男」転移でも、どうすか。

★★★ Excellent!!!

いえ、トルコ風呂はメインではありません。

異世界に転生して、転生先は三億円事件の犯人だったという面白すぎる展開です。
主人公の滋彦と一緒に転生した菊沢さんはかなりいい加減(?)な人でせっかくの金をトルコ風呂やギャンブルにつぎ込みます。
特に競馬のシーンは迫力で、競馬には行ったことのない人も楽しめる分かりやすさだと思いました。
菊沢さんの人間としての面白みがある意味作品の輪郭を形作っているのかもしれません。

刑事との瀬戸際のやり取りにはハラハラさせられ、「捕まっちゃう、捕まっちゃう!」と焦りながら読みました。
あまり予備知識がないまま読んでしまったのですが、それでも面白かったです。ですが「三億円事件が気になってきた!」って方は少し予備知識を入れてから読むのもまた一興かもしれません。 

世の中には面白いこと考える人が居るもんだなあと思いました。

★★★ Excellent!!!

世の中に転生ストーリーは多々あれど、この転生は絶対に嫌なパターンですね(笑)
何せ、転生した瞬間があの未解決大事件の犯人になって三億円を持って逃げている最中なのですから。

現代の大学生であった滋彦はいきなりこんな状況に追い込まれた上に、自分が三億円事件の犯人であることを知る人物に脅迫されます。
その人物とは、滋彦と同じように現代から転生してきたフリージャーナリストの菊沢という男でした。
彼と三億円を山分けして逃亡生活を始める滋彦ですが、菊沢の口から衝撃的な未来を知ることになります。
菊沢の知る事件の顛末では滋彦は逮捕され、拘留中に突然死するというのです。

図らずも逃亡&潜伏生活を余儀なくされた滋彦はこの世界で逃げおおせることができるのか。

実際にあった未解決事件をモチーフにした社会派なストーリーですが、滋彦の素直さや菊沢の抜けたところが物語を重くさせることなく楽しく読ませるアクセントとなっています。
菊沢に振り回される滋彦という構図に思わずクスクスと笑ってしまうのですが、そうしている間にも犯人さがしをする警察はじわりじわりと彼らに迫っていきます。
敏腕刑事によって二人の所在は突き止められてしまうのか、その緊張感がたまりません。

結末が全く予想できないこの物語。
最後に待つのは三億円か逮捕か、ドキドキハラハラしながら追いかけてください!


★★★ Excellent!!!

転生物語は数多くあれど、あの大事件の犯人に転生というのは誰も思いつかなかったのではないでしょうか。

現金を強奪した直後という舞台設定に加えて、状況を把握する暇もなく逃亡を余儀なくされる主人公。

実際の三億円事件はご存じの通り、未解決。ここで逃げ切れば一生遊んで暮らせるお金が手に入る! 主人公はそう考えて逃亡を試みるのですが――。

現代から転生してきた主人公は事件の知識があるわけで、普通に考えれば逃亡には圧倒的に有利なはず。でもそこは作者様の絶妙なさじ加減で、史実を知っている私たちにも結末が予想できないミステリに仕上がっています。

後半は事件を捜査する刑事たちも登場し、追う者と追われる者双方の視点から描かれるサスペンスには手に汗握りました。

ラストまで一気読み間違いなしのオススメ作品。未曾有の大事件にどんな結末が用意されているか、ぜひお読みになって確かめて下さい。

★★★ Excellent!!!

昭和史に残る『三億円事件』をベースに、転生したらその犯人になっていた主人公のお話。

史実をベースに緻密に作り込まれた舞台は、読み手を昭和の世界へと連れて行ってくれます。
携帯電話もインターネットもない時代、主人公が逃げるための唯一の武器は、自分自身の記憶の中の『三億円事件』。
記憶を頼りに逃走を続ける主人公に対し、地道な聞き込み調査により追い込んでいく捜査当局!

物語は次第に史実からオリジナルストーリーへと変化していき、それに伴い読み手がまったく予想できない展開へどんどんと進んでいきます。
エピソードを読むごとに、もう捕まってしまうんじゃないかと、いつもハラハラしながら読んでいました。
(一部、ゆっくり風呂に入るお気楽な登場人物がいますが笑)

実際の事件では未解決事件として扱われた本件。物語ではどのような結末を迎えるのか!

ファンタジーとミステリーを掛け合わせたエンターテイメント作品!

最後の最後まで落ち着けません!
おもしろいっ!

★★★ Excellent!!!

いやもう。
タイトル通りです。

『転生したら三億円事件の犯人だった』んですよ。
異世界の勇者に転生するわけでも、過去の偉人武人になるわけでもありません。

気づいたら。
三億円事件の犯人になってるわけです。

あの、三億円事件の、です。

そこからはもう、ジェットコースターストーリーですよ! 
読み始めたら止まらないし、止められない。エンタメ色が強いので、「クライムサスペンスはちょっと……」という、そこの貴方っ! 絶対大丈夫! 私が大丈夫だったからっ!

更新されるたび、『ミステリー』の週間ランキング上位に、どん、と上がるのも納得です。もう、「続きはいつ( ゚Д゚)!?」とずっと思っていました。
しまったなぁ。
掲載を追う楽しみもありますが、これは、完結してからの一気読みだったか……、と何度思ったか。

臨場感溢れるミステリーに加え、登場人物が素晴らしい。
どんな人物が現れるのか。
それは、読んでからのお楽しみですよ!

★★★ Excellent!!!

日本を震撼させた事件のベストファイブには入るであろう『三億円事件』。多くの奇怪な謎と証拠を残し、未解決のままお蔵入りとなっているのは、正しく「事実は小説よりも奇なり」という言葉が似合う。

そこにメスを入れて、新感覚の転生モノとして筆を揮ったのがコチラの作品です。お堅いイメージの事件モノではなく、ベタな転生にスパイスの効いた笑いがある中、ラストはしっかりと感動の波が押し寄せてくる仕上がりとなっています。なので、非常に読みやすく「もしかしたら、この中に真実が含まれているのではないか?」という心地良い錯覚も得られるのではないでしょうか。この錯覚が「小説が事実よりも奇なり」と転生するタイミングかなと感じます。

三億円事件の流れを追うと同時に、主人公と昭和を代表する人物とのちょっとしたエピソードが素敵なアクセントになってます。是非、途中で止めることなくエピローグまで読み切って欲しい☆

★★★ Excellent!!!

戦後最大のミステリーとも言われている三億円事件。主人公滋彦は、タイトルにある通り、その犯人に転生してしまいます。
なんとも荒唐無稽な設定ですが、事件の詳細や昭和の様子は実にリアルに描かれていて、そこにファンタジーな部分が驚くほど上手に融合されています。

三億円事件の結末は、皆様ご存知の通り迷宮入り、奪われた金は犯人のもの。
もちろん滋彦もそれを知っていて、史実通りに事を運ぼうとするのですが、何もかもが同じようにとはいかないようで……

果たして事件は史実通りの終わりを迎えるのか、はたまたそれさえも上回る展開が待っているのか。最後までハラハラしながら読むことのできるお話でした。

★★★ Excellent!!!

転生したら何かになっていた。そんな物語は最近は王道に感じます。
しかし、三億円事件の犯人だったというパターンは想定外ですよね?

そもそも三億円事件は実際にあった犯罪で未解決事件なのです。

作者様は豊富な知識によって綴られた事件。そしてオリジナティをより紡ぎ出す転生設定。エンターテイメント作品として、これほど楽しませてくれるとは思いもしませんでした。

奇抜なタイトルで中身スカスカではなく、むしろ中身が超濃厚なミステリーともサスペンスとも呼べる作品です。

私は三億円事件の事は大雑把にしか知りませんでしたが、そういった人も楽しめるように工夫されていて幅広い層の読者が楽しめるでしょう。

最初の惹き込まれる文章を読んだら最後。その後は「どうなる? どうなる?」の連続でアッという間、完読間違いなしの作品です。

一読推奨。期待を裏切らない小説です。

★★★ Excellent!!!

作者さまのこれまでのエンターテイメント重視な作風とは違い、実際に起きた三億円事件をベースとしたミステリー作品です。

タイトル通り、転生したら三億円事件の犯人になっており、強奪直後の逃走シーンから物語は始まっていきます。

実際の三億円事件も謎だらけでしたが、本作品も大胆なアイデアを随所に用意されている為、単に史実を追うのではなく、もう一つの三億円事件としてリアルタイムに事件を追いかける形となります。

この設定が実に面白く、かつ、ハラハラドキドキが止まらないエンターテイメントを作り出しているように感じました。

事件の真相はまさに読んでからのお楽しみですが、徐々に追い込まれていく過程と、見事な切り返しは多くの方に読んでいただきたい出来になっていると思います。

犯罪史上最大の謎に包まれた未解決事件。ぜひ、転生した彼らと共に味わってみてください! ミステリーが苦手な方でも安心の万人向けストーリーですので、興味を持たれた方は是非一度目を通してみてください!!

★★★ Excellent!!!

転生した先はなんと昭和44年。
しかも三億円強奪事件の犯人という、パンチの効いた設定で展開されるミステリー。
少しずつやってくる自分の知る歴史との齟齬、犯人を追う刑事達、何より己は何者であるかの考察などなど、難解なピースがどう当てはまっていくかが見ものです。
多分、30話現在は何もかもが伏線かも知れない。

★★★ Excellent!!!

あらすじはタイトル通り。
気づくと車に乗っていて、その車には三億円が積まれていて、どうやら三億円事件の犯人に転生してしまったようだ、というお話です。
もう、タイトルからして面白そうという期待感が爆発しませんか?

現代からタイムスリップするかのように転生した主人公の二人は、三億円事件の知識を持っていて、その知識を使って逃亡しようと考えますが……どうやら単純にタイムスリップしたのではないようで……。

刑事からの視点も描かれており、刑事たちが、主人公たちにつながる手掛かりをかすめるたびにドキドキします。
主人公たちが、ちょっとしたことをやらかすたびに、これが手掛かりになってしまうのでは? とドキドキします。

逃亡劇の緊張感がうまく描写されていながら、主人公の二人は笑いを取るのも忘れていません(?)。
三億円を使って盛大に楽しむ菊沢。それにちょっと呆れ気味な、慎重派の滋彦。
今のところ(二十五話時点)で、菊沢のやらかしっぷりが、笑い的にも逃亡劇的にも面白く作用しています。と、ちゃらんぽらんかと思わせて、意外と頭が切れる一面も。

三億円事件に詳しくない方でも、きっとハラハラドキドキできるとお勧めします。ぜひ読んでみてください。

★★★ Excellent!!!

昭和の未解決事件のひとつ、三億円事件。闇に消えた犯人、手口の見事さと偶然が重なった逃亡劇。誰も被害者がいないこともあって、映画やドラマの題材として多く取り上げられるし、様々な推理や憶測、研究など全て出尽くしているといっても過言ではない。そこにまさかの転生をぶっこんできた本作はとにかく胸アツ。気が付いたら平成から昭和に、そして三億円事件の犯人になっていた、なんて発想そのものが勝ちである。昭和脳の私にはすべてがたまらないし、いつの間にか誰も知らない、本当の三億円事件をこっそり覗いている気持ちになってくる。おススメ!

★★★ Excellent!!!

数ある転生物語もついにここまできたか。
と感じざるを得ない、本格的な転生がきました!

2人の主人公は2018日本から過去の1968日本に転生します。

しかも、その先はかの有名な未解決事件『三億円事件』の犯人へ……。

……って、これは滾るでしょ!

成功すれば大金持ち。失敗すれば即刑務所行き。

そんな緊張感を共有しながら、犯人に転生した主人公と共に当時の日本をたどっていきましょう。

「神は細部に宿る」との言葉通りに、3億円事件のあらましがじっくり細密に語られていく本作。しかして、その神は転生し大金を手にした2人に微笑むのか否か。

これは読むしか無い!!

★★★ Excellent!!!

こんな物語を読みたかった!
「転生物といえばだいたい異世界」と暗黙の了解がある中、この発想は中々思いつきません。歴史上の有名な人物に転生する等の話もあるにはありますけれど、どれもこれも教科書で習った人達なので先行イメージが強く、のめり込むに至りません。何か奇抜で面白い転生物語はないかな、と探していた時にお知らせを受けたのがこの作品です。まさかアノ人に転生するなんて。
その史実を見て来たように書かれるフィクションに、「なんてノンフィクションっぽい!」と感銘を受けることしきり。
才能とか努力とかそんな類の能力ではなく、何か神がかり的な物を感じました。まだまだ連載中なので、しばらく楽しみは続きそうです。

★★★ Excellent!!!

創作の分野ではある意味、使いつくされたといえる「三億円事件」。
しかしこの作品は、それを現在の「転生もの」という人気ジャンルにミックスした全く新しい感覚で読める作品です。

また当時の雰囲気や事件の捜査情報を丹念に描きつつも、転生という異物が加わったことで生じる「捻じれ」のようなものが感じられ、主人公たちがこれからどうなっていくのか、気になって仕方ないです。
個人的には、多くの転生もの小説では語られないことが多い「何故彼らが転生するに至ったのか」、その真実まで描き切られることを願っております!

★★★ Excellent!!!

三億円事件をモチーフとされた、こちらの作品、とてもすばらしいです。まるで自分が現場にいるような焦燥感。たまりません。三億円事件には詳しくはありませんが、この作品を読んでいるうちに、のめりこんでゆきます。時代背景も上手に描かれていて、なつかしさなども感じられます。
とてもおもしろくて、続きがたのしみです!!

★★★ Excellent!!!

と、思わず言いたくなるほどに「三億円事件」に詳しい作者様が書く、転生物小説です。

――そう、転生物なんですよね。
府中刑務所脇の道路でバイク事故を起こした大学生が、そのまま「三億円事件」の犯人に転生しちゃうんです。

もうね、この設定だけで勝ちだと思います。
そしてこの設定を、こなれた筆力で小説へと落とし込んでいく作者様の手腕もまた脱帽モノ。

第一章は史実を忠実なほどに追いかけていき、とってもスリリング。
そして第二章からの物語は虚構を織り交ぜたものへと変化していき、もはや予測不可能な展開へ――。

なんなんだ、この転生ものは――っと驚愕すること必至。
「本格ミステリ」ならぬ「本格転生」小説――ここに爆誕っ!!