【追加】更新文字数の罠・他【重要】

 えー、これについてはまだデータがなんともモニョモニョな感じで、正直、私の勘というところが強いので、にんともかんともですが。が。


 皆さん、Webでは更新頻度を上げて、その分、文字数は少なめにした方が読者が付きやすいというのはもうご存知かと思います。セオリー化してきてますし。


 ただ……これとは逆に、『話数が多い未完結作品は手が出にくい』もあるのよ。


 見た目大事。



 話数が100話とか越えちゃってるケースの作品って、なかなか手が出ません。それもテンプレでないオリジナル設定が強いような作品ほど、読者にとってはバクチ案件でもあるので難しくなります。


 それで、星の数とかPVとかを参考にされちゃうわけですね。けども、Webの評価ってのが実は作者自身の人柄と交流によるという実情もそろそろバレてきているわけで、どちらかと言えば昨今のWeb創作界隈は、昔のブログ村に似てきました。


 交流を目当てとする、交流の好きなユーザーが集う場所に近付いています。そしたら、今後に起きてくる流れもだいたい予測が付くわけですね、そう、イイネ!疲れ。

 疲れた人から順に、リスタートの為の新天地へ旅立っていったのは記憶に新しいトコですわ。場所を変えてもやることは同じなんだけどね。


 その流れ、すなわち交流目的のユーザーが増えてきていることを示しているのが、最近のカクヨムのエッセイ人気だったのではないか、という読みです。

 カクヨムという場所における読者層の構成割合が変化してきていて、交流目的のユーザー割合が上がってるんじゃないか、という疑いが沸いています。(これ、マズいんだよなぁ…いくら文章力上げても、サイト特性が交流特化だったらイミないのよ、本気で。その場所の読者層の特色が、交流目的だなんて、小説を育む場としてはどうなのよ?)


 本当に「小説読み」がこのサイトに導かれてきているのかどうか。どうにも、導線といえるものは見当たらないような気がしているのですよね…。

 なろうならば、なろうテンプレという名称は広く知られ、書籍化作品もなろうを冠した状態で本屋に並ぶわけです。それはそのまま、偏見も含んだ上でですが世間に認知されたわけで、それがなろうに「外から」人を呼ぶ導線になってますよ。


 カクヨムにはあるのか? それがちと疑問ですわ。




「馴れ合い」の悪弊がモロにこのカクヨムを侵し始めているのではないか、という危惧がね、カクヨム全体というのも、個人個人も、サイクルとか作用そのものは同じなんだわな。浸透期間スパンが長くなる、というだけの話よな。



追記:

 例えばラジオのDJとリスナーの関係。たぶん距離感なんだろうと思うのだけど、リスナーはDJとサシで話している感覚ってのはまったく持っていないと思うの。

 だけど、SNSはある意味で対等で、それがどう影響を及ぼしてんのかはまだ未知のものだから、なんとも言えないわけよ。距離感ゼロ、てのがさ。

 対等っていうのは良いことに思うかもだけど、どんなものにも弊害はあって、現時点で世間的に良いとされているモノに関してはその弊害が見えにくいとこがあるわけです。対等→馴れ合い常態化→村社会形成→閉鎖空間、というのはちょっと思うだけでも浮かんでくる特殊構造発生の構図ね。…あんまり、歓迎すべきムードじゃない気がするお。横並びでお手々つないでゴール、みたいな精神が薫陶されるんじゃないだろな、おい、とか。


 イイネ!疲れの正体が、もし、「格差」のせいだったら…。そう思うのだ。距離感ゼロ、対等の関係において許せないのは、格差が生じることだろうからさ。対等のはずが、いつのまにか上下が現われるようなものだから、裏切りだわな。そりゃ。

 一部に有名人が出てくる、最初は対等で始まったはずが、押し上げられて頭一つ抜けるヤツが出てくるわけですよ、最初はそれでも心を誤魔化して、理由をつけて、彼らを祝福しようと思うだろうけど、その誤魔化しはいつまでもは続かないよね。


 対等のはずだったんだから。


 だからリセットが働くのではないか、というのが私の読みなのですわ。まだ解かんないんだけど。ここ数年に出てきた新しい現象だから。


 ズルい、という感情を育んでいるような気がしてならないんだなぁ…。(私がほぼ交流しないのはそういうの関係なく面倒臭がりだからですが!)


 作風を気に入ってもらうのと、作者を気に入ってもらうのとは、もしかしたら違うのかもしれない。あの人の書いたもんだから、という時の感情が、尊敬であるのか友愛であるのか、その違いか?


 友達感覚で買ってもらうというのなら、それは部数にも継続にも繋がらないんじゃないのかなぁ。ご祝儀買いという言葉を聞いた時に、引っ掛かった、あの時に考えてみるべきだった。痛恨。(><)

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