下書き原稿、いろいろ未整理
はじめににかえて。「作文」は好きですか?
まったくの初心者の方のうち、作文が苦手だという方はこの講座を読んでも百害あって一利なしですので引き返すことを推奨いたします。
残っているのは、文章を書くのは好きだ、という方ですね? そのつもりで進めさせていただきます。日記でも作文でも、最近流行りのツイッター小説でもいいんですが、たんなるツイートとはベツモノなので、基準はやはり「作文」になります。
学校などでやらされた「作文」、あれが苦ではなかったという点が分水領と見て間違いないと思います。後に創作に向かったという知人たちで、これが苦手だったという者は一人も見ていません。苦手だった知人はスポーツや交流系に居ました。
私の時代の話ですから、ネットはまだ黎明期で誰もが参入できるような障壁の低いツールではなかったし、発表の場といえば同人誌製作や雑誌投稿というものでした。
創作という分野全体が高い熱量を保持した者にしか開かれてはいなかったので、今のように気軽に参加できる世界ではなかったという事です。同人誌を作るにも値段は今の5倍から10倍ですからね。
そういう背景を踏まえて、当時の「作文」が苦手だった者たちがわざわざ創作の世界へ入ってくることはなかった、と申し上げておきます。
作文を書けと言われ、文章を綴るのが苦手だというのは、二通りがあります。何を書けばいいのか解からないというのが一つ、どう書けばいいのか解からないが一つ。
根底には、先生の気に入るように書くという意識とか、巧く伝わるようにはとか、内容のチョイスをどうしようとか、色んな葛藤があり動けなくなるわけです。
これらはおよそ小説を書く際にも現れてくるものと同じ悩みですから。作文がスラスラと書ける者たちは、その辺りの葛藤をいともカンタンに乗り越えるということです。悩んで動けなくなる前に、対処を何がしか決められるという事です。
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