Pinoccio Girl ~ピノキオ・ガール~

作者 プロフェッサー・ロドリーゴ

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★★★ Excellent!!!

子供の頃ついしてしまった数年越しの約束。
思い悩んだあの頃。心無い言葉に圧し潰されそうになってしまった彼女を支えたもの。

縋るのでも、頼りにするのでもなく。
「嘘つき」と言われてしまった彼女が、自分を取り戻すために。
懸命に守ろうとした大切なものが描かれていて、最後に物語として綺麗にまとまっている、読んだ後すっきりと本を閉じることができる、そんなお話です。

願わくば彼女たちのこれからが幸せになって欲しい。

★★ Very Good!!

心に傷を持ち、人と接する事さえ臆病になる少女が、唯一自身の分身と認めた木製人形「ピノキオ」。
それを譲ってくれた男性との約束を守るために、そしてそれを切っ掛けとして、彼女は頑張りを見せます。

彼女にとって、ピノキオは切っ掛けにすぎませんが、その切っ掛けを拠り所として、自分の人生に向き合います。
彼女の逸れた人生を、兎にも角にもレールへと乗せてくれたピノキオには、やはり妖精が宿っていたのかもしれませんね。