黒海で溺れて

時が透明にならなければ

僕は透明になれたのにな


君がその指を払ったから

僕はこの手を殺したんだ


冬が僕を淡く刺したから

僕は朝日を漆黒に染めた


君から早く解放されたい

僕は闇に縋りたくないよ

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