メンタルが弱いからこそ見える景色もある

あなたへ

 ここまで読んでくださってどうもありがとうございます。

 この項をもって、『弱くて何が悪い! 豆腐メンタルのまま創作を続ける方法』、通称「弱メンタルエッセイ」は完結となります。


 だからこれはあとがきみたいなものです。

 あとがき結衣です(言いたいだけ)。



 よく「創作するならメンタルが強いほうがいい」なんて言われていますけど、必ずしもそうだと、わたしはどうも思えないんですよね。


 だって、たとえばわたしはメンタルが弱かったからこのエッセイを書けたわけじゃないですか。今でこそちょっとは強くなったかもしれませんが、最弱だったころの気持ちは今も忘れてませんし、あの頃のことは深く印象に残っています。


 だから、悲しい思いをする創作者が一人でも減るように、気持ちを少しでも軽くできるように、そんなに悩まなくてもいいんだよって寄り添えるような、そんなエッセイを書きたかったんです。


 あの事件を通じて、もしわたしが強くなれた部分がひとつあるとしたら、弱い自分を認めて、それを表現できる強さなのかもしれません。



 メンタルが弱いからこそ見える景色もあると思うんです。

 それって、きっと創作に活かせると思うんです。

 メンタルの強い人には創れないものが、弱い人には創れる可能性があるんです。



 思えば、わたしを叩いていた人たちも必死だったのでしょう。

 出版大手のKADOKAWAが新しく始めるウェブ小説投稿サイト「カクヨム」。

 これまでのウェブでは認められなかった人たちにも、光が当たるかもしれない。

 そんな彼らにとって、カクヨムは理想郷だったのでしょう。

 わたしにとっても少なからず、そういう想いはありました。

 そんな理想郷に、各々が自分の理想と正義をもって集まった。

 当然のように起こる混乱。

 その生贄に選ばれてしまったのかもしれません。


 ですがオープンから2年近くたついま、荒野にも少しずつ、新しく芽吹きはじめているものがある気がします。

 そのひとつ。このエッセイや、キャッチコピー講座でも実感したのですが、読者がどんどん増えている。作者のほうが読者よりも多いなんて揶揄された時代は終わったんです。

 もはやあのときの混乱状態……、

 いや、もはや戦後ではない!(言いたいだけ)



 叩かれてしまうと、そればかりに心がいってしまうものです。

 ですが、それにとらわれてしまうと、見失ってしまうものがあります。

 黙って楽しみに読んでくれている、あなたの読者です。


 叩く少数の人のせいであなたが創作をやめてしまったら、ほかの読者が悲しんでしまうのではないでしょうか。

 楽しみにしてくれる読者のことを考えるほうが、きっと楽しいですよ。


 また、読者として楽しみにしている作品がある場合、「楽しんでますよ!」をぜひ作者に伝えてあげてください。カクヨムなら応援ハートがあります。言葉を伝えるのが苦手でも、ハートを押すだけでその気持ちを伝えられます。



 叩かれる以外にも創作者が心を折ってしまうことはあります。

 自信の喪失。

 活躍していく周りの創作仲間。


 でもちょっと考えてみてください。

 野球でいえば、一流のプロでも打率は3割や4割。

 小説も同じようにヒットするとき、しないときがあるのではないでしょうか。

 他の打者が先にヒットを打ってあなたが打てなかったとしても、あなたの打率が低いということにはなりません。次の打席でホームランを打つのはあなたかも。


 だから次の打席、また次の打席に立てるよう、続けていくしかないのでしょう。




 このエッセイを読んで、少しでも心が救われた創作者がいたらいいなと思います。


 そしてまた心が折れそうなとき、ここへきてください。





 これにて弱メンタルエッセイ、終了です。

 ご愛読、ありがとうございました。


 そして多くの応援ハートとコメント、そして☆、レビュー。

 どうもありがとうございます。

 あなたへ、最大級の感謝を。



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 最後まで読んでいただき、

     ありがとうございました!


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 すごくうれしいです!

   さらにがんばれます!

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弱くて何が悪い! 豆腐メンタルのまま創作を続ける方法 佐都 一 @samiyan

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