第37話 決算

 2018年1月1日です。カクヨムに参加して2年経ちました。

 ここだけの話、いや、全世界に発信しても誰も聞いてないんで、拡散してもいいんですけどね、私の執筆歴はカクヨムとともにあります。あ、何度も書いてたね。


 一昨年の正月(厳密にはもうちょっと前)に『カクヨム』という小説投稿サイトが発足するという記事を見つけました。その頃まではワタクシ、ちゃんと小説というものを書いたことがございません。(どシロートやん!)


 じゃあ、なんで『カクヨム』に手を出したのよ?


 実はですね、カクヨムで現在活躍中のN氏とN氏(ふぁっ、両方Nじゃねーか!)と元々お友達だったのでございます。そしてそのダブルN氏、二人ともブログで長編小説を書いていたのです。

 その当時の如月は「小説は読むもの、書くのは上手い人に任せとこう」という認識だったので、二人に「ねー、カクヨムとかいう小説投稿サイトができるっぽいよー、あっちで発表しなよー」と教えたのです。

 N氏はソッコーでアカウントを作り、自分の作品を即アップ。その行動力にまず驚き。そして一昨年の正月、「あんたもやらんのか」の一言で1月8日にアカウントを取りました。そして処女作『P-WORLD』55万字を放り込んだのです。……アホですな。


 それから半年後にビーズログ文庫様から声をかけていただきました。2作目です。N氏の「あんたもやらんのか」が無かったら、今の私は無いですね。読み専になる気満々でしたから。



 それが、今見たら20作品も書いてたんですね。短編は5作、中編4作、長編10作です。書きかけの長編が3作。書き始めたらナンボでも書いちゃってる。中毒みたいなものでしょうか。寧ろ依存症か?

 もうどれがどの順番で書いたかなんてわかりません。現在も同時進行で3作書いているので、どれが先に上がるのかもわからない。


 私の場合、たまに決算が必要だなと感じました。どれを、いつ、どれくらいの時間をかけて書いたのか。どれくらいの期間、読み直ししていないか。改稿が必要なものは無いか。

 順番もわかんなくなってるって酷いね。うん。


 バックアップも取ってません。ヤバいです。カクヨムの下書きって書きやすいのよ。なんでもこれで書いちゃう。書いてもいいけどその後でバックアップ取らないとね。

 カクヨムは理由も通知されずにいきなりアカBANあるそうです。皆さん、バックアップ取りましょう。私の場合はWord使ってます。なんでもいいですけどね。

(※現在はバックアップ機能があります)



 話を元に戻します。

 カクヨム見つけなかったら、今の自分は無かったでしょう。「本は読むものであって、書くものじゃない」というところに今でもいたでしょう。

 たとえ友達が二人も小説を書いていたとしても、それは変わらなかったと思います。彼らの小説をブログで読んで楽しんでいただけだったと思います。

 人生、どこでひっくり返るかわからないものですね。まさか書く側に参加することになるとは二年前は考えもしなかった。


 こうして来年の正月も何作か増えた作品を整理しながら、「決算」なんて言ってられるといいなと思います。

 新しい分野にもどんどんチャレンジして「我ながら無茶したわー」と笑っていられたら。去年GL書いたしね。今年はBLだよ、BL。無茶するよ。


 あ、まだバックアップ取ってないヤツがあるじゃん! やべえ!



 ……正月早々、またシロート発言をしてしまったようだな。

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