魔法少女でイイノ?12話 神奈と遊ぶ
神奈と遊ぶ
今日は皐文ちゃんと代美ちゃんは熱を出したという話を聞いて、神奈ちゃんとお見舞いに行こうと思ったのだけど、二人とも、
「「大丈夫だよ」~」
との事だったので行かずに
「皐文と代美は私が用事の時に遊んでいたらしいね……ずるい、今日は私と遊ぶ」
とのことで神奈ちゃんと遊ぶことになった。今日は神奈ちゃんの家で合戦シュミレーションの『僕は殿のために死ぬるのか』をしようと言う話になった。
「おじゃましまーす」
神奈ちゃんの家に入る。大きな家なのにここには神奈ちゃんしかいないらしく、代わりに掃除ロボや、洗濯ロボ、料理ロボなどが居たりする。どこで買ったのって昔聞いたことがあったけどその時は、作ったって言われ、ウソだと思たんだけど、機械にすごい詳しい神奈ちゃんの事だから本当かもとも思う。
「いらっしゃい、珠樹……準備はできているお菓子もある、飲み物も……だから早く」
「うん! そう言えば新しいアップデート来たんだっけ?」
廊下を通り、居間につく。そして、ゲームの電源をつけながら、
「その通り……待望の殿モード、私は殿にする」
「じゃあ私は武士かな」
ゲーム開始、二人ともコントローラーを握りソファーに座る。
「あれ? 敵のレベル地獄級なの? いつもは中級なのに」
「大丈夫……あなたが私を守るから」
「うん、ってあれ? 私頼み?」
「私が指示をすべての隊に出す……だから珠樹、君は自分のできる事をすれば良い」
「うん! 分かったよ」
私は敵をできるだけ切り付けた、場所を変え、出来るだけ殿に近づけないように戦う、弓も使い、遠くの敵も片づける。地獄級なのに結構簡単にクリアできた。
「戦いの中で成長してるだと!」
「いや、言われたようにしただけだよ」
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