地獄が過保護過ぎてワラタ

作者 紅蓮士

馬鹿馬鹿しさの中にある、一匙の悪意。

  • ★★★ Excellent!!!

100話まで読みましたので。

物語の大半は、地獄巡りツアーです。主に、かつて残酷な刑場だった場所が、「天国のクレーム」という名のもとに改善され、むしろ天国―――と呼べるかは微妙ですが、非常にヌルイ設定に変貌してしまっています。一方で、時代錯誤であったり、その程度で? という罪人もあったりと、地獄の問題も浮き彫りになってきます。

そんな最中、主人公リョウは、少しずつ、「これでいいのか?」と思うようになります。まるで、誰かの思惑に誘われるかのように―――。

コメディタッチで描かれる地獄の様子は、馬鹿馬鹿しく、エロく、エンターテイメント小説として楽しめるライトなものになっています。一方で、ここは地獄。当然、非道な罪を犯した人間もいるわけで―――。現代社会の闇を浮き彫りにするような、ちょっとドキリとするような内容もあります。

リョウの描く理想の地獄とは―――。ここから、どのように物語が紡がれるか、ぜひ貴方の目で確かめて見てください。

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