地獄が過保護過ぎてワラタ

作者 紅蓮士

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★★★ Excellent!!!

地獄がクレームによって一変し、まるで夢の国にも匹敵するワンダーランドへ……地獄に落ちた人にとっては有難い事かもしれませんが、地獄が地獄としての機能を放棄しちゃっている時点で笑うしかありません。でも、ちょっぴり行ってみたいと思ったり(笑)
しかし、そこへ一人の青年が舞い降りた。そしてある意味で変わり果てた地獄の現状を目の当たりにした彼は決意する。再び、人々が恐れた地獄を復活させようと。
そして青年の地獄更生の物語が幕を開ける!!
こんな地獄はヤダ的なギャグユーモアから、徐々に真面目で冗談抜きの地獄へと変わっていく物語の波の変化が素晴らしいです。是非一度、この地獄という名のショーを見ていって下さいませ。

★★★ Excellent!!!

100話まで読みましたので。

物語の大半は、地獄巡りツアーです。主に、かつて残酷な刑場だった場所が、「天国のクレーム」という名のもとに改善され、むしろ天国―――と呼べるかは微妙ですが、非常にヌルイ設定に変貌してしまっています。一方で、時代錯誤であったり、その程度で? という罪人もあったりと、地獄の問題も浮き彫りになってきます。

そんな最中、主人公リョウは、少しずつ、「これでいいのか?」と思うようになります。まるで、誰かの思惑に誘われるかのように―――。

コメディタッチで描かれる地獄の様子は、馬鹿馬鹿しく、エロく、エンターテイメント小説として楽しめるライトなものになっています。一方で、ここは地獄。当然、非道な罪を犯した人間もいるわけで―――。現代社会の闇を浮き彫りにするような、ちょっとドキリとするような内容もあります。

リョウの描く理想の地獄とは―――。ここから、どのように物語が紡がれるか、ぜひ貴方の目で確かめて見てください。

★★★ Excellent!!!

タイトルに惹かれて拝読しました。
天国からのクレームを受けた地獄の様子が、とても新鮮です。
娯楽施設のようになってしまった地獄。
私たちが見聞きしたような姿はなく、犯罪を犯した人間が責め苦を味わっていないのが歯がゆいですね。

リョウちゃんが、以前の地獄らしさを取り戻してくれるのを待ってます!

★★★ Excellent!!!

最初に拝見した時は、激甘になった地獄でまったり楽しく過ごすコメディかと思いました。
しかししばらく読んで、いやはやびっくりです。
重苦しい話ではありません。適度にゆるくて読みやすいでしょう。
しかし物語の根幹は深く、非常に読み応えがあります。登場人物の心理描写も秀逸ですね。
罪とは何か、罰とは何か。改めて考えさせられました。
まだまだ謎の多いストーリーですが、毎度の更新を心から楽しみにできる作品です。