灰が常に降り注ぐ、ある未来の街。その街で、「ヒミコ」というドラッグ使用者を取り締まるための特務捜査官・トシヤと、その相棒である見た目は少女の「ネコ」であるミィ。二人の心温まる交流を描きながら…続きを読む
最終戦争後の食事情と灰の降る街に隠された暗い秘密に迫る、近未来飯テロSFという新しいジャンル。化学メシなのに食べてみたくなる食材と、今や高級となった天然食材が融合した料理描写が恐ろしく胃袋に突き刺…続きを読む
確かにSFであり、確かに『わくわくグルメ』です。毎回登場する食べ物、食事のシーンの描写が丁寧で濃厚で、飯テロ小説としての側面もある。けれどポップなタイトルと読みやすく分かりやすい文体にどんどん引…続きを読む
グルメ小説? 間違いない!ただそこに、舌を痺れさすケミカル要素を忘れてはならない。おもわず生唾を飲み込むような描写の、暖かい湯気のたつ料理とは裏腹に主人公たちの世界は冷え冷えとしている。灰の…続きを読む
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