382日目 いざ、王城へ侵入!!!


 仮眠を行い数時間が経ち・・・メルトは王城に侵入することを忘れておらず目覚めるとその傍らにはハイネとチューリの2人の姿があり。

そろそろ起こさないと意識をはっきりさせるまでに作戦が開始できないとメルトは2人を起こし暖かい飲み物を作り始めていた。



「メルトお姉ちゃんにハイネお姉ちゃんおはよう~~~ふわぁぁ~~~今何時なの??」

「今は夜の11時前だね。

チューリちゃんには悪いけど今回もここに置いておく方が危険だから連れて行くけど悪く思わないでね。」

「本当よね私もこのまま本寝入りして朝まで寝てやりたいと思うほどに良い気持ちでスヤってたわよ。

だけどシャルルとの作戦をこのままなかったことにして恨まれるのも嫌だしやれるときにやっておくことが大切じゃない??

それにハルトたちがこれ以上心配してこっちに来るかもしれないでしょ?

だからさっさとこの件を終わらせて国へ戻りましょ。

ちゃんとこの国を安全にしてからだけれどね。」

メルトは2人に熱い飲み物を淹れて飲ませ・・・自分も飲み切ると3人はシャルルと待ち合わせた家屋の前で集合しそのまま王城の壁にある穴の前へと移動した。




「それじゃここからさらに前進してから王城の中へ侵入するルートを伝えるから私にそっとついてきて。

チューリもできるだけ口を閉じて静かにね?」

「チューリできるだけ頑張る!!!」

「よしよし今夜もいい子だね!!そんなチューリちゃんには特別なアメを上げちゃおう!!」

「そんなのはいいから行くわよ・・・敵に見つかるとまずいんだからさっさとしなさい。」

メルトはシャルルについて行きながらも立ち止まっている2人に声をかけると何やら得体の知れないモノに感づかれ招いてしまっていた。



「いきなりハンターに見つかる何て最悪じゃない・・・・

2人ともここは本当に物音も出さずに我慢して。

さもないとハンターは他の仲間を呼んで群れで襲ってくるから。

それじゃハンターはあっちで遊んでらっしゃいな!!!」

「ググ??グググ!!!!!!」

「何??何を投げたの?アレって・・・・人の腕のように見えるけれどシャルルはなのかしら??」

メルトの飛んだ質問にシャルルはあきれ顔でメルトに違うと否定し先ほど投げた腕のようなモノは魔力で食肉を変容させたおとり用のアイテムと説明するとメルトたちは納得しモシャモシャと肉を食べるハンターに気付かれる前に王城の中へと侵入し・・・シャルルは真っ先にメルトとハイネ司祭に見せたいというもののフロアに連れて行こうとしたがチューリは何かに導かれるようにして最後尾から外れてしまっていた。



「ここなの・・・私が2人に見せたかったフロアは・・・・これを見て2人はどう思う??私は・・・とんでもないネクロマンス?が行われようとしているんじゃないかって思うんだけれどって、あれ??チューリは??」

「ハイネの後ろからついて来てたのは見てたけど・・・・ハイネ知らない??」

「あれ!?私の後ろをしっかりと付いてきてたと思ったけれど・・・・マズいわよ。

早くチューリちゃんを探さないとこんなところで私は何をやっているんだ!!

ここの話はまたチューリちゃんを見つけた後にしてまずは探し出さないと!!」

ハイネ司祭はやってしまったと血相をかいてシャルルにこの近くで迷いそうな場所はどこかと調べてもらっているとメルトはチューリのような影がどこかへと吸い込まr手行くようにも見えハイネとシャルルに問うとそこはマップには書かれていない空白の位置であった。



「どうやらチューリは何かに魅せられているのか私たちが誘い出されているのかってところだと思うのだけれど・・・・どうする??このままチューリを置き去りにできないとなると危険がある事を知りつつ行くしかないわよね??」

「ちょっと待って・・・私は2人が来るまですごく大変だった。

だからチューリの事は忘れろとは言わないけどあのさっき見た肉の塊のようなアレをどうするか意見を聞かせて欲しい。

アレがどうこうできるのならチューリを先に助け出すのに協力するけど・・・時間がかかる場合や手の打ちようがなければチューリを助けに行く時間が惜しいと私は考えてる。

非情で残忍だと思われたって言い・・・だけど私にも守るべき教会と仲間がいるの。

だから・・・・どうなのかと意見を聞かせて欲しい。」

「それじゃ私の口から先に言わせてもらうとさ。

私はチューリちゃんも見つけあの不気味な塊も除去すると言っておくよ。

それに方法も聞きたいのなら言っておこうか?

私の式札はあの場所にすでに配置済みだから後は私が念を込めれば起動しあの塊を打ち砕くはずだよ。

だから私はすぐにチューリちゃんを助けに行きたいな??」

ハイネ司祭は少し怒ったようなしぐさを見せ・・・メルトに続けて語る様にと言わんばかりに見つめるとメルトもやろうと思えばこの城事でも粉砕できると大きく答えシャルルにどうするかと問い詰めるとシャルルは2人の言葉とすぐにでもチューリを助けに行きたいと言う目地からに負けマッピングされていない空白の通路へと足を運ぶとそこには化け物が待ち構えておりその中央にはチューリが骨のカゴに囚われていた。



「おねえちゃんたち助けて~~それからごめんなさい・・・私おとととおかかが見えたからフラフラっと道を外れたらこんなことになっちゃって・・・・」

「チューリちゃんは悪くないよ!今まで私たちん前で泣かなかったのも叫ばなかったのもおとととおかかに出会えるまでしたくなかったからなんだよね??

だったらこんなヤツら私たちでケチョンケチョンにしてすぐに助けるから。

もうちょっとだけそこで待ってて!!!」

「そう言うわけだからアンタたち・・・覚悟なさいよ??

私たちの唯一の心のオアシスを奪おうとするのなら・・・この世界最高峰の偉大な魔導士メルト様が世界にわかってお仕置きしちゃうんだから!!!」

「すごいフレーズ・・・けどこうなったのも私が引き止めたことも原因だ。

だから可能な限り手を貸させていただく。」

3人は化け物が武器を抜く中堂々とセリフを言っているうちにとうとう攻撃が始まっており・・・攻撃が当たるかどうかの瞬間・・・化け物の数体がメルトの魔法によって粉々に砕け飛んでいた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る