それでも世界は美しい

大地と大空が離れられないように見えた

両者が在るからこそ世界は回るのだと

果ては無限に、永続を誓い、境界をも越えて

本当は区別をする為の言葉なのだと

ならば世界は切り離され継ぎ接ぎで

歯車やパズルのように歪ではないだろうか

悲しい事ではないはずなのに

己の事ではないはずなのに

切なく胸を締め付けるのは、なぜだろう

世界に見捨てられたから?

信じていたのに突き放されたから?

先か後かの巡りに身を投じた

それでも世界は美しい

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