煌き

まだ上げられてないスカートの

膝丈の初々しさよ

おさげ髪をなびかせる君よ

真新しい鞄を肩にかけ

颯爽と歩くその姿


まだ新しいシャツの白

リボンの色は褪せることなく

てのひら近くまで伸びる

上着の袖よ

頬を膨らまし成長途中の姿


まだ世間を知らぬだろう

その煌びやかさ

私は讃えよう

これから何が起きようとも

今ある初々しさは永遠だと

また歳を重ねれば

君たちも気づくということを

すっとした姿勢の姿


また目に焼き付けよう

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る