好きの書き方

ペンを手に取り、紙にしたためる

電子機器のフリックで伝えた吹き出し

教室の角で、校舎裏で、

誰もいないその時を描ききる

そんな好きの書き方を

人生で幾度できるだろうか


紙には何度も書いて

発言も何度も確認し

重い沈黙、軽い風

誰もいないその時に佇んで

そんな好きな想いを

人生で幾度、感じるだろうか


返事を待ってます

今、返事をください

…………

そんな好きの使い方

好きを想える感じ方

この人生で幾度巡り合えるだろうか

巡り合いたい好きの書き方

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