第102話VSバンクフルト合衆国(後編)

 序盤から大差をつけられ劣勢を強いられたシルフィード王国。最後の1人でUR級の偉人そ出せば逆転勝利というが。果たして、援軍として現れた偉人とは?


 アリス:我が国に援軍として来るのは『彼』です!


 壇上に上がるスーツ姿の初老のアメリカ人


 バンクフルト大統領:そ、その人は・・・まさか‼︎


 武崎アナ:キターーーー!ここでとんでもない人物が現れたーーーー‼︎


 シエル:まさかここで『彼』が出てくるとはね。


 ミシェル:人界経済史を学んだ者なら知らないのは恥とまで言わしめるほどの人物っス!


 鴉丸:ロックフェラー財団の創始者


 シエル&ミシェル:ジョン・ロックフェラー!


 武崎アナ:これは驚きました!近代アメリカ経済最強のロックフェラー財団の創始者の登場です!ここで知らない方の為に。ジョン・ロックフェラー、1839年7月8日にアメリカ合衆国はニューヨーク州リッチフォードに生まれ、1937年5月23日に亡くなった実業家にして慈善家。石油市場独占やアメリカ初のトラストを結成した等の偉業を成した人物。その良心ランクは文句無しのSSSそしてUR級。ここまで言えばもうお分かりですね?


 バンクフルト大統領:どういう事だ⁉︎エドワード・C・ギャンブレット‼︎


 エドワード:悪りぃなギリウス。こちとらアンタに散々煮え湯飲まされたんだ。今度はアンタが煮え湯を飲む番だぜ♪それに『情報は鮮度が命』じゃなかったのか?ええ?バンクフルトさんよぉ♪


 バンクフルト大統領:ぐっ、ぐぬぬぬ!


 審判:勝負あり!現時点を以ってシルフィード王国VSバンクフルト合衆国戦を決着とします!


 ミシェル:これで『決まり』っスね♪


 シエル:そうね、勝負あったわ♪


 シャルロット:お得意様を失わずに済みましたわね♪


 審判:戦勝国は・・・・・・シルフィード王国‼︎


 ミシェル:やっぱり思った通りっス!こうしちゃいられないっス‼︎サキさん。女王様のトコ行くっスよ♪


 シエル:商談に行くのね。


 ミシェル:モチっス!


 サキ:お待ちください社長!


 シエル:まったく、落ち着きないわね。お宅の社長は♪


 サキ:はぁ。


 ミシェル:なぁにしてるっスかぁ〜!早く行くっスよ‼︎


 サキ:はぁい、只今!


 審判:バンクフルト合衆国大統領ギリウス・G・バンクフルト閣下。ファンドレートシティのエリアフラッグをアリス・シルフィード女王陛下へ。


 バンクフルト大統領:してやられましたよ。これからは『同盟国』としてお付き合いいただきますよ♪


 アリス:こちらこそよろしくお願いします。バンクフルト大統領閣下♪


 OHN(オール・ヘル・ネット)テレビ特設スタジオ


 司会:いやぁ、今回もシルフィード王国は魅せる一戦を見せてくれましたね♪それでは皆様。また次回お会いしましょう!


 魔界時間15:00王城女王執務室


 アリス:ふぃ〜。


 ヴィオラ:お疲れ様でした。


 アリス:やっぱ今回も来てたみたいだね。


 アメリア:前回とは目的も部隊も違ったがな。


 アリス:今日はお世話になったね。ミシェルちゃん♪


 シエル:あら、バレてるみたいよ♪


 シエル:あちゃ〜。完全に気配を消したつもりだったんっスけどね〜。流石元魔界宇宙最強の傭兵っスね♪


 アリス:目的はレイブン・セキュリティ社の誘致の許可かな?


 ミシェル:そうっス!


 アリス:良いよ。実力はあるようだしね♪


 シエル:良かったわね♪


 ミシェル:有り難うっス‼︎


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