第72話王国聖夜祭(中編)
料理の仕上げと来賓到着待つ間温泉に入る事になった一行。そこに懲りずにまた犯罪を犯す者が居た・・・
雪白温泉郷 旅館『淡雪庵』
アリス:ふぃ〜・・・この前の雪華苑も良かったけど、ここの露天風呂からの景観も絶景だねぇ♡
李潤:ああ、実に美しい♪
アリス:李潤姐さん背中の傷凄い大きいね。
静香:何と闘ったんですか?
李潤:む?これか?国で嵐があった時村の子供逹に麝香杉(じゃこうすぎ)の木の破片が飛んできてな、ソレから妾が盾になった時についた傷だ。
マチルダ:麝香杉といえば、王侯貴族の間で高値で取引される高級材木ですよね。品質だけでなく、麝香の効果もあって確か2m一本で1000億ヘルネス(日本円換算1兆円)します。
アリス:い、1000億⁉︎
マチルダ:ただ、これを好むアーマーワームという巨大昆虫型の魔物が好み、防衛本能からか、その破片は特別鋭利で魔界宇宙第2位の高度を誇るアダマンタイト鉱石も紙みたいにスパッと切れるとか。
静香:そんなものを受けて傷で済むなんて、李潤陛下は凄い!
シャルロット:李潤陛下にしか出来ませんわね。
シエル:そうね。
クレア:お姉様肌綺麗♡
ソフィア:そして相変わらずマチルダはエロい身体だっと♪ホントアイツが居なくて良かったよ。
アリス:その当人は?
ソフィア:ああ。なんでも知り合いが来るとかでやめとくって言ってたな。
アリス:麗華ちゃんにしては珍しい。
一方・・・・
麗華:ぐ、ぐふふ♡大漁大漁♪やっぱりマチルダはんのブラとパンティはひときわデカくてエロいわぁ♪・・・ん?こ、コレは⁉︎女帝李潤はんのし、下着?ふ、ふふふふふんどし!これがあの美尻に食い込んで・・・ぶっは!
豪快に鼻血を吹き出す麗華
麗華:マチルダはんは兎も角、李潤はんのはマニアックで大いにええどす♡さて、バレる前にとっとと退散退散♪
脱衣所を出る麗華
祐:は〜い、そこまで!
麗華の浴衣の襟を掴む祐
麗華:あ、アンタはちびっ子魔王お付きの!
祐:その風呂敷包み、中身を見せてくれますよね?
ケビン:やれやれ、着いて早々温泉で癒されようと思ったら下着ドロの犯行現場に鉢合わせか。
祐:貴方は確かダイモン党政調会長のケビン・オゾノン代議士。もしかして・・・
ケビン:ええ、私も招待されたクチで♪ここの女王様とはちょっとした知り合いでしてね。で、どうします?この方。一国の大臣ですよね?
静香:れ〜い〜か〜!
マチルダ:貴女という人は。まだ懲りないのですか。
アリス:あーーー!今度はアンナさんやマリアさんのまである!
麗華:聖母と聖女の下着は貴重やから・・・テヘ♪
静香:お前逹!
警官隊:ハッ!
静香:さっさとこの馬鹿連行しろ!
警官隊:ハッ!さっ、行きましょうか♪『あのお方』のお説教が待ってますよ♪
麗華:あ〜ん!ウチのコレクションがーーーーー!
静香:アンタのじゃないでしょ。
カントリア王:皆んな料理が出来たブヒよ♪あと、魔界宇宙一の酒どころビンテージ王国国王が同盟を結びたいと高級な酒を手土産に来てるブヒよ♪
アリス:は〜い、今行きま〜す♪
後編へ続く・・・・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます