第62話王国議会

 何処の国にも『政府』は存在するもので、シルフィード王国も例外ではない。今回は1人の政治家にスポットを当てるとしよう・・・


 私はゆらら。由良ゆらら。煙々羅族の由良ゆらら。煙のこの身体を使ったあらゆる所に入り込む能力をグローバリア公王は気に入り『蜃気楼衆』に入隊させる。でも私は隠密行動は好きじゃないの。私は政局が好き♡シルフィード王国領になって直ぐに女王陛下は私を見るなり『政治家にならない?』と言ってくれた♪私はこの国が好き♡女王陛下が好き♡だから私は今を懸命に頑張っている♪


 ゆらら:王国議会。国の『明日』を決める大切な場所。私の憧れで好きな場所♪皆んな国の『明日』のために一生懸命議論し合う。


 アリス:じゃあ議長さん宜しく♪


 ゆらら:あの人はこの国の魔王アリス・シルフィード。私の1番好きな人♪天真爛漫に見えて壮絶な過去を持っている。だから全てを自分と『対等』に見てくれる♪


 レイラ:それではこれより、王国議会を始める!


 ゆらら:彼女はレイラ・M・ドレイク。科学教育省獣王界担当大臣カルロス・ドレイクの妹さん議会をまとめる偉い人♪悪魔とバハムート族のハーフなの♪


 麗華:今回の議題は対サイエント共和国なんどすなぁ。


 ゆらら:財政大臣の鈴峰麗華さん。貧乏神で財務管理の天才。でもかなりの変態さん♪


 マチルダ:サイエント側は科学系の偉人を参戦させる可能性があるな。


 ゆらら:医療大臣のマチルダ・グロッタさん。元カントリア王国の伯爵でブラックオーク族のお姉さん。鎧の様な筋肉でありながらバスト・ヒップは100㎝超えで身長3m。それでいてバランスのとれたプロポーションにあの美貌。でも何着てもセクシーに見えるから目のやり場に困るなぁ。王国のお色気担当♡


 麗華:おおーーー!マチルダはんの半ケツ♡眼福眼福!


 ソフィア:麗華、あんまり不謹慎な事言うと『あの事』バラすぞ?


 ゆらら:科学大臣のソフィア・クルーガーさん。マチルダさんと同い年で大臣の中では1番のお姉さん。仲間内からは『姐さん』の愛称で呼ばれている。


 麗華:うっ、それだけは堪忍しておくれやすぅ!


 静香:じゃあ大人しくする事ね♪


 ゆらら:軍務大臣の雹堂静香さん。元魔界宇宙中央政府軍務省陸軍の将軍。修行や戦闘態勢に入ると『武人モード』になるの。私は武人モードの静香さんの方が格好よくて好きだなぁ♡


 シオン:・・・・・・・・・・


 ゆらら:内務大臣のシオン・レーニックさん。女王陛下よりちょっぴり年上の死神さん。寡黙な人で皆んな何言ってるか判らないって言うけどそうでもないよ♪


 ヴィオラ:陛下、そろそろ・・・


 ゆらら:ヴァンパイア族で魔王第1秘書のヴィオラ・クローズさん才色兼備で異種族で初めて『酒呑蒼牙流』を極めた武人さん。とっても強いの♪


 アメリア:来客など待たせておけばいいだろう。今の案件の方が優先的に重要だろう。


 ゆらら:元大天使族で今は堕天使。魔王第2秘書のアメリア・ブレッドさん。14天界王の一角、八岐大蛇様から皆伝を賜った武人さん。天界の特務機関『シャドーエンジェル』の元エージェント。


 ヴィオラ:国賓を待たせるのもどうかと思いますが?


 アメリア:大事な国民が取られない様に話し合う方が余程重要だと思うが?それとも何か?国民は大事じゃないと言いたいのか?


 ヴィオラ:失礼ながら喧嘩売ってるんですですか?上等です。表出てください。議会の邪魔です。


 アメリア:それはこっちの台詞だ。表出ろ。


 アリス:も〜、何で2人はそう顔を合わせると喧嘩腰になるの?


 ゆらら:この国は本当に大好き♡明日もこうして国の『明日』について話し合う。






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