第25話 部屋と木馬と私
「準備できたーっ!」
食堂に虎谷スバルさんの声が響き渡る。
現時刻は昼の三時過ぎで、少女九龍城の食堂にはおやつを食べに来た少女たちが数人集まっていた。
有志が積み立てている『おやつ貯金』を使って、管理人さんがホットケーキを焼いてくれたのである。
私――木下真由もおやつ貯金を積み立てている人間の一人だ。たったの月額三百円で、日曜日に手作りのお菓子を食べられる。
甘いものに目がない有志たちは、おやつ貯金を始めてから三ヶ月目で十名を超えているのだった。
虎谷さんの声に反応して、私はホットケーキをもぐもぐとしながら顔を上げる。
彼女もまた有志の一人であり、いつもなら真っ先に手作りのおやつに飛びつく。
だが、虎谷さんの興味は全く別のものに吸い寄せられているらしくて、ホットケーキが冷めていくのも構わずに作業に熱中していたのだった。
虎谷さんが準備していたもの……それは小さい子供用の木馬だった。どこかの部屋でホコリをかぶっていたものを、彼女が頑張って磨いてあげたのである。
たてがみの辺りに手すり、前足の辺りに足かけが付いており、座るところは鞍っぽく赤く塗られている。明るい色合いで木目は美しくて、なかなか立派で丈夫そうな木馬だ。
「へぇー、良さげな遊具じゃないか。昔の少女九龍城には子連れでも住んでたのかな?」
管理人さんがホットケーキを立ち食いしながら木馬を鑑賞する。
少女九龍城は女子寮であり、下は小学校の高学年から、上は大学生くらいまでが暮らしている。赤ちゃんだけを預かることはしないし、結婚するような年齢の人はどこかに引っ越していくのが普通だ。
「とりあえず乗ってみる」
虎谷さんが木馬にまたがって、その馬体を前後にキコキコと揺らし始める。すぐさま勢いが付いて、まるでヘッドバンキングをしているような状態になった。
これは危ないんじゃないかと、食堂の少女たちが冷や冷やとして虎谷さんを見守る。
彼女は小学生に見えてしまうくらいにサイズが小さい。
中学生になったばかりの秋葉可憐&榎本ゆずの二人組にも、すでに身長を抜かれてしまっている(秋葉さんの場合、義足がモデル級の美脚だから……というのもあるけれど)。
とはいえ、虎谷さんが小さいからといっても三歳児向けの遊具で遊ぶのは無理がある。
「おはははっ! すごいっ! ジェットコースターみたい!」
すごい勢いで前後に揺さぶられている虎谷さん。
楽しそうにしているけど、そろそろ止めないと危ないんじゃ……。
私がそうやって心配していると、不意に虎谷さんが自分から木馬にブレーキを掛けた。彼女は内股になって立ち上がる。思い切り揺さぶられていたせいで、頭に血が上ったのか、顔が真っ赤になっていた。
管理人さんが心配そうな顔をして駆け寄る。
「どうした、スバル? 気持ち悪くなったのか?」
すると、虎谷さんが真っ赤な顔をして答えた。
「座るところが細かったから、おまたが痛くなった……」
その瞬間である。
私の脳裏にとあるビジョンが飛び込んできた。
×
深夜、私は再び食堂を訪れていた。
正確には深夜ではなくて『明け方』と表現した方が良いかもしれない。現時刻は午前三時を過ぎた辺りである。
流石にこの時間ともなれば、食堂に残って起きている人はいなかった。冷蔵庫がブゥーンと低く唸っている音だけが聞こえてくる。
食堂には子供用の木馬が残されていた。
虎谷さんが乗って遊んだだけで、少女のおまたが痛くなってしまうのである。私が乗ったらどうなってしまうのか、想像するだけで体がゾクゾクと震えた。
子供用の遊具にまたがらされているだなんて、それだけでも屈辱的で卑猥な構図ではないだろうか……。
私、木下真由は残念なことに変態だ。
この少女九龍城という女子寮には不思議な少女がたくさん集まっている。
赤襦袢一枚でウロウロしている子、サムライの存在を信じ切っていた子、自称・宇宙人の子、SMマニアの幽霊と会ったこともある。
最近は殺人鬼まで忍び込んでいるという噂だ。
だが、私はその中でも極めつけのおかしなやつである。幼い頃から露出狂の気があって、そのせいで地元にいられなくなった。
少女九龍城に来てからは性に対する関心が高まる一方で、今では他のプレイにまで興味が湧いている始末だ。
そして、今は子供用の木馬にチャレンジしようとしている。
「虎谷さん、ごめんなさい……」
あなたが純粋な興味で磨き上げた遊具を、私はどうしようもない欲求のために使います。
私は子供用の木馬にまたがる。
あ、これは、パジャマのズボンを通してもなかなか……。
体勢が窮屈過ぎて、足かけに体重を掛けることが出来ない。必然的に体重がサドルに集まってくる。
ちょっと痛い、けど、それ以上に込み上げてくるものがある。
これで前後に揺らしたりしたら、一体どうなってしまうことか……。
キコキコと少しだけ揺らしてみる。
「あっ、ふぁっ、これは声が我慢できない……」
「――誰かいるのん?」
不意に背後から声。
「おわわわっ、ご、ごめんなさひぃいいっ!」
私は子供用の木馬から転げ落ちる。
食堂のドアを少し開けて、よりによって虎谷さんが私のことを見ていたのだ。彼女は上下のジャージ姿で、その上から浅黄色のコートを羽織っている。まるで、これから外に出かけるような格好だった。
「真由ちゃん、こんな時間にどうしたの?」
「こ、こ、こたにしゃんこそ、なにをしてるんですか?」
「私は新聞配達のアルバイト。カイの生活費を稼がないといけないからね。野良犬を助けるためだって話したら、新聞屋のおじさんが特別に雇ってくれたんだ」
「そ、それは良かったですね、頑張ってください……」
虎谷さんが「いってきまーす!」と元気よく食堂前から去っていく。
まさに『一難去った』というやつだろう。どうやら、私が子供用の木馬を悪用していることには気づかれなかったらしい。
虎谷さん以外の子に見つかっていたら、深く追求されていたことは間違いない。不幸中の幸いというやつだ。
ともかく、この子供用の木馬を今後は使うことが出来ないだろう。
冷静になって考えてみれば、深夜とはいえども食堂は人目に付く可能性が高すぎる。
いくら『見られるかもしれない恐怖』を楽しめる私でも、本当に見られることは望んでいない。
「だったら、答えは一つきり……」
私はぺたんこ座りで決心した。
自分専用の木馬を作り上げるのだ!
×
周囲の人には教えていないが、私はさりげなく女子校の美術科に通っている。
まだ、これと言った専門は決まっていないが、どちらかと言えば絵を描くことよりも立体物を作ることの方が好きだ。
加えて言うならば、美術品よりも機能性に溢れたものに魅力を感じる。機能美というやつだろう。
現在愛用している首輪、手枷、足枷の三点セットはもらい物だけれど、それ以前は自作のものを使用していた。
作るのには労力が必要だけれど、出来上がったものはサイズがぴったりだし愛着も湧くのだ。
そして、今回の一件は美術系の人間としても成長する好機――ということで、私は三角木馬の自作を開始することにした。
美術科のある学校なので、材料は学校に掛け合えば簡単に集まる。ノコギリやらカンナやらの道具類はすでに自前のものがあった。
作業場所は少女九龍城の地下室……鉄格子のはまっている部屋である。以前、幽霊を見かけたのとは別の場所だ。牢屋みたいな部屋が探せばいくつも見つかるあたり、やはり少女九龍城という場所は底知れない。
私は作業に熱中した。
三角木馬の資料を読みあさり、何度も図面を引き直した。材木からパーツを切り出して、一つ一つを丁寧に磨いていった。
金属パーツの加工は流石に地下室だと無理だったので、学校の作業場に泊まり込んで行った。最後に部品を組み立てて、金属パーツで補強して、鉄の鋲を打ち込んでいく。
作業を始めたのは春先だったのに、完成した頃にはすっかり夏になっていた。
×
三角木馬が完成した翌日、私はさっそく使い心地を試すことにした。
格好にも気合いを入れてみた。上半身は学校指定のセーラー服、下半身は通販で購入したブルマである。こうすれば、デジタルカメラで接地面を鮮明に録画できる。
両腕は後ろで組んだ状態にして拘束しておく。腕を突っ張って、体を浮かすことは出来ない。
ただ、一人だけで三角木馬を楽しむのには限度がある。
三角形の頂点をかなり丸く作ってはあるけれど、これが危険な拷問器具であることには変わりない。本来は事故が起こらないように、パートナーに見守られながら使用するべきである。
まぁ、私のような地味で、可愛くなくて、口べたで、変態な子にパートナーなんて出来るはずもないのだけれど……。
というわけで、今回は三角木馬の足下に踏み台を設置しておいた。
木馬を大きく作りすぎたせいで、この踏み台がないと足が床に届かないのである(迫力を意識した結果がこれだ)。
体に限界がやってきたら、その場で踏み台に足を下ろせばいい。
目標はまず五分。
「よし、いくぞ!」
私は気合いを入れて踏み台に上がって、それから大きく足を開いて三角木馬にまたがった。
ただ、それでは腰と木馬の頂点に数センチの隙間が出来てしまう。
私はゆっくりと腰を下ろして、どれだけの範囲に体重が掛かるのかを確認する。
これは……結構狭い。
木馬の頂点はかなり丸くしたはずなのに、実際に腰掛けてみると思ったよりも鋭い。小学生の頃、鉄棒にまたがって遊んでいたときのことを思い出す。あの時は怖くて、鉄棒から両手を離せなかった。
膝をかがめる。体重が頂点との接地面に集まっていく。ギュウッと食い込んでくるのが分かる。
私の体はガクガクと震えていた。今まで、結構色々なプレイを試みてきた。だけど、ハッキリと痛みの伴うプレイはしたことがない。
そして、両足を完全に踏み台から浮かせた。
大事なところに全体重が掛かる。木下真由という人間一人分の重さだ。びっくりするぐらいに痛い。じぃんと熱くなってくる。まるで、今までに自分の犯してきた罪の重さが、私自身を苛んでいるかのようだ。
三脚に乗せたデジタルカメラが私の痴態を録画している。誰に見せるわけでもないけど、一度は自分で動画を確認することだろう。その時のことを思うと、今から恥ずかしさが込み上げてくるのだ。
ただ、恥ずかしさよりも、やはり痛みの方が強い。
「はぁ、これ、五分も我慢できないかも……」
まだ一分も経っていないけれど、これは今の私には荷の重すぎるプレイだらしい。
私は両足を踏み台に下ろそうとする。
その時だった。
三角木馬が――否、少女九龍城が左右に揺れ始めた。
地震だ。規模は小さい。外を歩いていたり、自動車に乗っていたりする人なら気づかないレベルだろう。だけど、私は三角木馬に全体重を預けているので、地面の揺れを体全体で感じ取っていた。
「うぁっ……」
痛みに反応して、思わずつま先がピンと伸びる。
途端、足下でガタンと大きな物音がした。
「あっ――」
案の定、木馬の左右に用意してあった踏み台が倒れていた。
「う、うそ……」
私は血の気が引いていくのを感じていた。踏み台がないと、体を三角木馬から浮かせられない。両腕で体を押し上げることも出来ない。
指先からスッと冷えていくのに、体重の掛かった接地面はこの上なく熱くなっていた。
途端、全身からぶわっと嫌な汗が噴き出てきた。心臓がバクバクと高鳴る。セーラー服の下で大きく胸が上下する。内ももで木馬を挟み込んで体重が掛かるのを抑えようとしても、汗でツルツルと滑ってしまう。
こうなったら、転落する覚悟で勢いで下りてみるしかない。
私は体を左右に振ってみる。だが、両足を大きく左右に開いているせいで、上体がものすごく安定していた。これでは横に転げ落ちることも出来ない。
ならばと体を前に倒してみる。だが、今度は立派な木馬の頭部に体の動きを阻まれた。
あ、しかも、前のめりになると食い込みが激しく……。
ガクガクと体の震えが大きくなってくる。抵抗する力が出てこない。
体を反らせることも出来ない。前のめりになって、ズルズルと滑り落ちることも出来ない。
私がいる地下牢の存在を知っている人間はいない。誰もこの場所にはやってこない。
もしかして、衰弱して死んじゃうまで……このまま?
背筋をビリビリとした感覚が突き抜ける。
自分でも信じられないことだけど、私はこの状況を心のどこかでは楽しんでいた。
残酷な責め苦を負わされて、誰かに救いを求めることも出来ない――私はこの瞬間、とらわれのお姫様になっていたのである。
誰か助けて、と体を震わせながら願う。
そして、無駄だと分かっているのに助けを求め続けることのなんと残酷なことか……。
汗の玉が脇腹を伝っていくのが分かる。三角木馬に責め立てられて、全身が過敏になっているのだ。助かる方法を考えることが出来ない。込み上げてくる快感に思考能力を奪われて、徐々に意識が遠のいていく。
「誰か、お願いだから……」
最後の声を振り絞った直後、私の意識は深い暗闇の底に落ちていった。
×
体がふわふわと浮き上がっていて、最初、私は死んでしまったのかと思った。
だけど、その感覚は昔の記憶を呼び起こさせた。
プールで溺れそうになったとき、監視員の人が私を抱え上げて助けてくれたのである。
今になって思えば、あれは人生で初めてのお姫様だっこだ。今の感覚はちょうど、抱っこされたときと同じなのだった。
私、生きてるの?
ゆっくりと目を開ける。私を抱きかかえている誰かが、私の顔を覗き込んでいた。だけど、気絶している間に泣いていたせいか、目が霞んでよく見えなかった。
「……だれ?」
私は誰かに問いかける。
だが、その誰かは答えてくれる気配がない。
それどころか、私を床に下ろしたかと思うと、くるりと背を向けて牢屋から出て行ってしまったのだ。
誰かの姿は薄暗い廊下の奥に消えていいく。まるで、自分の正体を隠したがっているようだった。
「せめて、お礼だけでも言いたかったのに……」
私の体には抱きかかえられたときの感触が残っていた。背中から胸にかけて、そして太ももの裏を横切るように、あの人に触れられた感覚が今もある。
細い腕、細い指先だった。皮膚はすべすべとして、柔らかい肌触りだった。きっと女の人だと思う。
彼女は命の恩人だ。私の趣味を明かすことは恥ずかしいけれど、それでもお礼を言いたかった。
だけど、彼女はそれも待たずに去っていった。もしかしたら、私のことを気遣ってくれていたのだろうか? 私がこれからも、誰かの目を疑うことなく、少女九龍城で自分の趣味を続けられるように……。
私は自分の体をぎゅっと抱きしめる。
胸の奥から暖かさが込み上げてきた。
少女九龍城にはたくさんの少女が住んでいる。でも、はっきりと友達といえる人間はいない。何人かは私のことを気遣ってくれているけど、私の方から逃げ出してしまっている。
それでも、先ほどの誰かは私のことを助けてくれた。私は誰かに守られていたのだ。
あの人に会いたいという気持ちが膨らんでいく。
彼女が正体を明かさなかったのは、もしかしたら、私に関わりたくないからなのかもしれない。だけど、私のことを気持ち悪いと思っていたとしても関係ない。彼女に感謝の気持ちを伝えたくて仕方がないのである。
顔も知らない、名前も知らない人なのに、会いたくて会いたくてたまらない。
私はその人のことを想いながら、あふれてくる初めての感情を抱きしめていた。
×
その後のことについて少し話そう。
あの日、私が大変なことになっていたと気づいた人は誰もいなかった。三角木馬の上で気絶していた時間は、実際は三十分にも満たなかったのである。私にとっては途方もない時間だったけど、たった三十分の不在は怪しむ要因になり得なかったのだ。
デジカメで録画した画像はもちろんチェックした。録画もしっかりと出来ていた。
ただ、踏み台が倒れてしまったときの地震で、デジカメを固定してあった三脚がズレてしまったのである。そのため、途中からは明後日の方向が録画されていたのだった。
でも、わずかに一瞬だけ、あの人の後ろ姿が映像に残っていた。
やはり私が思っていた通りに、女性らしい華奢なシルエットだった。夏だというのにコートを着ていて、裾下からはスラッとした二本の足が伸びている。ちゃんと手入れをしているようで、五指の爪がキラキラと光っていた。
この人の後ろ姿を見ていると、それだけで胸がドキドキとしてしまう。
彼女に絶対を言おう……私はそう心に誓うのだった。
×
格好付けて去っていった手前、どうにも顔を出しづらいという時がある。
私――三島悠里は少女九龍城で、両足を失った秋葉可憐という少女と出会った。
彼女は義足を使うことで歩けるようになったのだけど、今度はその義足があまりに美脚過ぎるせいで、殺人鬼から命を狙われるハメになったのである。
私は殺人鬼をサクッとぶち殺して、秋葉可憐と一度きりの対面をした。
で、彼女の前から格好付けて去っていった手前、どうにも秋葉可憐の前には顔を出しづらいのである。
あの一件以降も、私はやっぱり少女九龍城に潜伏していた。
私には根っからの殺人癖があって、今も警察から追われる身なのである。そんな私にとって、少女九龍城は絶好の隠れ家なのだった。
空き部屋はたくさんあるし、地下に潜れば冷暖房が必要ないし、何よりも……私は住人たちに愛着を持っているのだ。
秋葉可憐とは会いにくいけれど、他の住人たちが困っていたら是非とも助けてあげたい。
そう思っていた矢先だ。
一人の少女が牢屋に監禁されて、残酷な拷問に掛けられるという事件が発生したのである。
少女を動けないように拘束したあげく、三角木馬のうえに気絶するまで放置するだなんて……まさに鬼畜の所業と言うしかない。
そのうえ、デジタルカメラで苦しむ姿を撮影するという変態性。今になって思えば、カメラも三角木馬も破壊しておけば良かった。
あれだけの変態設備を揃えるにはかなりの時間が必要だ。少女を監禁した犯人も、少女九龍城に長々と潜伏している可能性がある。
少女の平和を守る殺人鬼として、犯人を見つけ出してみじん切りにしなくてはいけないだろう。
この手で必ず平和を取り戻そう……私はそう心に誓うのだった。
(おしまい)
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