第60話 魔王さまと勇者さま、日本の宿に泊まるよ! (5)
「よぉ~し! お風呂にしようか~? 二人とも~? さてさて、どちらがお先にお風呂へと行きますか~?」
まあ、俺はこんな言葉を奥さま二人に告げたのだよ。
だって、早く色々と身支度などを済ましていかないと夜の食事のお時間になるからねと思う俺だよ。
う~ん、実は先程二人の奥さま達に、俺はトイレシャワーの使用の仕方を説明したのだよ。
特にこの日本独自の文化であるトイレシャワーだけは、最初に二人に取り扱い説明をちゃんとしておかないと後々大変なことになる。
だって水がピュ~と飛び出るから上手く使用しないとトイレ内が水浸しになり、大変な事になる。
それに広島県にある我が家にもトイレシャワーは設置してあるので、ここでしっかりと教えておく方が良いかと思い。
俺は二人の奥さまに説明をしたのだよ。トイレシャワーの使用の仕方を。
するとさ、二人はこの日本独自の世界でも類のないトイレシャワーを『フムフム』と、いった様子で関心をしながら凝視──。俺の説明を真剣に聞いてくれた。
まあ、それは大変に良いことだと、傍から見ている人達も、家の奥さま達二人のことを思うと思うよ。
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