インターバル これまでの登場人物振り返り

 拙作『おっさんが回復術師を目指したっていいじゃないか!』にも既に多くのキャラが登場しております。似たような名前も多いので、読者の皆様も混乱されているかもしれません。


 というわけでここで一旦、これまでに登場した主なキャラを簡単に振り返ってみましょう。一部初出の情報も含まれております。




魔術師養成学園


ハイン・ぺスタロット

 この小説の主人公。38歳190㎝の筋肉質な独身男性。

 20年以上石工職人として活躍してきたが、ある時思い立って王立魔術師養成学園回復術師科に入学。

 石材を探して山にこもっていた経験から、薬草や応急処置などのサバイバル技術に長け、腕っぷしも強い。

 現在はコメニス書店の3階に下宿している。


マリーナ・モンテッソーリ

 ハインの同級生で16歳。164㎝の細身の体型。両親ともに回復術師であり、特に父親は学園役員のひとり。

 父親は平民出身であるが優秀な研究者であったために男爵位を叙勲されたため、マリーナ自身も貴族階級として幼い頃から魔術を使う機会があった。

 当初はハインを毛嫌いしていたものの、ある事件をきっかけに好意を抱く。

 胸のサイズは大きくも小さくもない。


ナディア・クルフーズ

 ハインの同級生で15歳。160㎝で巨乳の持ち主。人懐っこい性格。

 生まれは王都郊外の農村であり、農民として一生を過ごすものと考えていた。だが物覚えの良さに目を付けた地元病院の回復術師により進学を勧められる。

 故郷の病院に勤めるのが夢だが、入学試験でトップの成績を叩き出すほどの優秀さゆえに王立大学からも勧誘を受けている。


ヘレン・パーカース先生

 王立魔術師学園回復術師科の教員。生体魔術反応の科目の担当で大学を卒業して2年目の23歳で158㎝。なお着やせしている隠れ巨乳である。

 職人の家の子だが幼い頃から秀才と目され、とんとん拍子に王立大学の魔術理学科に進学した。しかしそこで人生最初にして最大の挫折を味わい、卒業とともに教員となった。


フレベル学科長

 回復術師科の教員の代表で、自身も外科回復術を担当している。歴史研究においても高名。

 元大学の研究者という経歴からエリート志向が強く、邪道を嫌う。カツラでハゲを隠している48歳の179㎝。


ヘルバール先生

 王立魔術師養成学園軍事魔術師科の教員でハインの飲み友達。軍事訓令科目を教える肉体派の36歳で185㎝であり、気前の良い豪傑。

 屈強な元軍人で下級貴族の家系であり、酒場でハインと知り合った。


デュイン元学園長

 王立魔術師養成学園の学園長を務めていたが、ある事件をきっかけに辞職した男性。55歳で173㎝。魔術建築学の権威でもある。

 王家の親戚筋である公爵位も持つが、高貴な身分とは思えないほど気さくで冗談好き。


フレイ

 軍事魔術師科の3年生で172㎝。

 真面目な模範生であり、ヘルバール先生のアシスタントを務めることもある。しかし実際は……。


ヘルマン・ベーギンラード

 軍事魔術師科の2年生だが、絶賛燃え尽き中。182㎝。

 厳しい軍人の父の影響で物心ついた頃から軍人になる事だけを考えて勉強をしてきた。フットボールの花形選手でもある。




ブルーナ伯爵家


ブルーナ伯爵

 伯爵夫人の夫で35歳で180㎝。かなりの女たらしで浮気性。

 夫人とハインの関係を快く思っていないものの、自分も浮気の負い目があり強く言いだせない。


ブルーナ伯爵夫人エレン

 ハインが見習い石工の頃から親交のあった30歳の貴族の女性。167㎝の高身長に均整の取れたバレリーナのような体型。

 王家の親戚筋でもある公爵家の生まれだが、現在は伯爵家に嫁入りしている。

 幼い頃はひとりでよく城を抜け出しており、そこでハインと知り合い親しくなった。やがて疎遠となるものの、嫁ぎ先で偶然にも再会し、再び交友を持つ。

 17で結婚し、19で第一子を産む。とある出来事がハインが回復術師を志すきっかけとなった。


イマヌエル公子

 伯爵家の第一子。


ジェローム公子

 伯爵家の第二子で、跡継ぎでもある6歳の男の子。




王都の人々


ハーマニー・コメニス

 コメニス書店の14歳の娘で魔術学園入学を目指す。153㎝。

 いつも店を手伝っているが、勝手に店を閉めるなどよくさぼっている。


ヴィルヘルム

 軍事魔術師科の卒業生の23歳。王都の治安を守る軍人として日夜走り回る。ある事件でハインと共に行動し、解決に尽力した。

 165㎝と小柄だがガッツは人一倍。学生時代はフットボールの選手であり、今でもたまにフットボールの指導に参加している。


ジャン・エミール・ルソー教授

 王立大学で教鞭を取る52歳の教授。175㎝。

 魔術理学の大家であり、ヘレン・パーカース先生の恩師でもある。家柄は下級貴族だが学術界のトップにまで上り詰めた実力者。

 ナディアを気に入り、大学に来るようすすめる。


アルフレド&ヴィーネ

 鍛冶屋の28歳の兄と25歳の妹。魔術を使えない人間でも大きな力を生み出せないかと兄妹で蒸気機関の開発に専念している。

 兄アルフレドは幼い頃より培った技術に秀で、妹ヴィーネは王立大学にて魔術工学を修めている。


鍛冶屋の主人

 アルフレドとヴィーネの父親で、その道一筋40年以上の達人。


アンドゥーラ男爵

 兵士たちを率いて鍛冶屋に押しかけて来た宮廷貴族。普段は王城で反王政派の取り締まりに尽力している。174㎝の肥えた体格。


ダン・トゥーン

 王都を拠点に活動する反王政派グループのリーダーでお尋ね者。24歳で180㎝のがっしりした体型。




その他


イヴァン

 反王政派グループのリーダー格の27歳の男で178㎝。

 鉱山労働者の家の生まれの貧民だが、類稀な才能の持ち主ゆえに全身に封魔紋章を施されている。


レフ・ヴィゴット

 侯爵家生まれの三男坊の31歳で175㎝。国内外の貴族と交友があり、各地を放浪しては旅行記を出版している。

 ブルーナ伯爵とは旧知の仲であり、そのつながりでハインたちとも知り合った。

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