第9話:メインプレイ:ミドル6-1

GM:んじゃ、続けていきましょうか。誰に会いに行く?

昭人:陽介かな?

ローザ:よーすけさんだねー。

GM:了解。では陽介とのシーンだ。登場をどうぞ。

昭人:シーンイン! (コロコロ)7点上昇、63%!

ローザ:シーンイン! (コロコロ)8点上昇、81%!


GM:18%差……マジか……。

 えぇい、シーンに入ろう!(やけくそ)


GM:陽介からカラオケボックスに呼び出された昭人は、ローザと連れ立ってそれに応じるのだった、という感じで。

陽介(GM):「お、来たな! 待ってたぜ」

昭人:「えっと、お邪魔します」

陽介:「おいおい硬いなぁ。もっとラフに行こうぜ。

 青菜さんも。よく来てくれたな」

ローザ:「ほら桜華さん、真ん中の席に」

昭人:「う、うん……」

陽介:(GM):「そうそう、主賓はお誕生日席ってな!

 それじゃ、元気いっぱい歌うとしようぜぃ!」

昭人:「えっと、歌はあまり得意じゃないけど……」 ノリについていけないなりに歌いましょう。

陽介(GM):「ヒュー! 相変わらず平均点出すなあ!」

昭人:「うん。昔から、平均点以上は中々出せなくって」

陽介(GM):「……あの時も、そうだったな……」 ぼそり

昭人:「……え?」

陽介(GM):「なあ、昭人。今は俺のこと、ただのクラスメイトって思ってるのかもしんねーけどさ。話、聞いてくれねーか」

昭人:「……うん。聞かせてほしい」

陽介(GM):「ぶっちゃけ最初はただの無個性な転校生だって思ってた。特に目立つような奴じゃないって……まあ、青菜さんが目立ちまくってたせいでもあるけど」

ローザ:「……その点は掘り下げないでね、お願いだから」

陽介(GM):「あいよ」 小さく苦笑いを浮かべて、話を続ける。

「そんでも、あの頃の俺は必死でさ。拒絶されるのが怖くて、お前らに受け入れてもらおうなんて打算で歓迎会やったりしてさ。

 エニグマに引き込まれて、シャドウに俺の汚ねー内心、全部暴露された時。もう終わりだって、そう思った。

 けど違ったんだ。お前は、そんな俺を知っても、友達だって言ってくれたんだぜ?

 そんで、俺も一緒に帰りたいって思ったら、俺までオーヴァードになってさ。俺たちで一緒にシャドウをぶっ飛ばしたんだ」

昭人:「……そんな、ことが」

陽介(GM):「その後で、俺の回復祝いにカラオケに集まってさ……お前が俺に教えてくれたんだ。目に見えない、絆の大切さを。

 たぶん今のお前は、俺の話の半分も理解できねーんだと思う。それは仕方ねえ。けどな、これだけは言わせてくれ」

GM:陽介は昭人の正面に移動すると、君の両肩に手を置き、君を真っ直ぐに見つめる。

陽介(GM):「俺はお前の友達だ。あの時、お前がそう言ってくれたように。俺はお前を、大切な友達だって思ってる。

 ……俺は誰が敵だろうと、何をぶん殴ってでも、お前の記憶を取り戻す。

 “約束”だ。そんだけ、伝えたかった」

昭人:「……」

 ここで判定、いいかな。

GM:OK! やっちゃいな!


▼判定「絆を取り戻せ(NPCアシスト解放)」

 難易度・・・意志 10

※昭人のみ判定に挑戦可能。

※ローザが一緒に登場している場合、達成値に+2。


昭人:(コロコロ)達成値14、成功だね。

GM:よしよし。NPCアシストを開放しよう。


●NPCアシスト:花菱陽介

・エフェクト《援護の風》   タイミング:オート(判定直前)

 対象の判定に+7Dする。シナリオ2回。


昭人:そしてロイスを取得だ。花菱陽介に◯P:意志/N:疎外感で。

GM:OK!

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