第7話:メインプレイ:エンディング3-2
昭人:「……ローザさん」
ローザ:「……ん?」
昭人:「揚羽、過去に何かあったのかな。今回、いつもと様子が違ったから」
ローザ:「……そうだね。何かあったのは間違いないと思うよ。
……でもね、青葉さん自身が話してもいいかなって思わない限り、詮索はしない方がいいと思う」
昭人:「……そうだね。あんまり掘り返されて嬉しい話じゃなさそうだし」
ローザ:「変な踏み込み方をすれば、取り返しのつかない傷をつけるかもしれない。
仲間として、それは絶対に避けたいからね」
昭人:「……だね。今回の結果で、少しは不安が和らいでくれればいいんだけど」
ローザ:「そうだね。そのためにも、これからも、ちゃんと帰ってこないとね」
昭人:(こくり)
「…………」 どこか虚空をぼーっと眺めている。
ローザ:「……どうしたの? ぼーっとしてる?」
昭人:「いや……ちょっと考え事。
コピー、出来なかったなと思ってさ」
ローザ:「クリムゾンリリスのこと?」
昭人:「そう。俺……黒いままだったなって思って。
なんだか、それが無性に不安で、さ」
ローザ:「そういえばそうだったね、なんでだろ……って、言ってても仕方ないか。
ちょっと射撃場まで付き合ってくれない? 桜華さん」
昭人:「……? 別に構わないけど」
GM:では雰囲気も変わりそうなので、ここで一度シーンを切りましょうか。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます