第6話:メインプレイ:ミドル8-2(戦闘)
GM:さ、ミドル戦闘といこうか。戦闘終了条件は敵の全滅。彼我の距離は5mだ。
さらに、ここで千枝シャドウがEロイス「悪意の伝染」を宣言。シーンへの登場を制限する。
ではラウンド進行開始! セットアップ!
ローザ:《ミラーコート》を宣言!
GM:イニシアチブ。ローザの手番!
ローザ:侵食やばいし、さっそく交渉判定するよ!
▼判定「里村千枝の説得」
難易度……交渉 15→5
ローザ:(コロコロ)達成値8! 成功ー!
昭人:ナイスぅ!
GM:好きなだけロールプレイするがいい!
ローザ:「あーもう! アンタ見てるとムカムカする!」
千枝(GM):(びくっ)「な、なに……?」
ローザ:「さっきから、聞いてればこっちの痛いところをなぞるような言い方して!」
千枝(GM):「え……え、なに、なに言ってるの……!?」
ローザ:「似てるんだよ。アンタと、私は。私も同じようなことを、同じように思っちゃう!
でもね、ひとつだけ違うところがあるよ。
アンタは、自分のことをちゃんと見てくれてる人がいるのに、それに気づいてない」
千枝(GM):「見てくれる人……そんなの、どこにいるのさ!? 放っておいてよ!」
ローザ:「私たちが来たのは、さっき桜華さんが言った通り、よーすけさんに頼まれたからだよ」
千枝(GM):「よーすけ……花菱が……なんで、あいつには関係ないじゃない!」
ローザ:「わかんないの!? 少なくとも、よーすけさんはアンタのことをちゃんと見てたんだよ!」
千枝(GM):「っ……!」 露骨にたじろぐ。
ローザ:「期待には、確かに応えられない。それは難しいから。だけど、そういう感情には応えられるんじゃないの?
帰って、よーすけさんに“ただいま”の一言でも言えば。絶対、独りなんかじゃないよ」
千枝(GM):「……ただいまって、言ったら。ちゃんと迎えてくれるかな……笑って、私を見て、くれるかな……」
ローザ:「よーすけさんなら、笑うどころか泣いて喜んでくれると思うよ。無事でよかったって」
千枝(GM):「……もし、そうなら……言わなきゃ。帰らなきゃ……待ってくれてる人がいるなら……私、帰らなきゃ……!
ごめん……なさい……ごめんなさい……!」
GM:そう言って、彼女は静かに涙を流し始める。その雫は、彼女の心が解けた証だ。
おめでとう、説得は成功だ。
ローザ:頑張ったー!
昭人:いいRPであった。
GM:うん、いいRPだったと思うよ。
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