第5話:メインプレイ:ミドル3
GM:では、まずは浄水場の防衛シーンから。
ローザ:シーンイン! 7点上昇、58%!
GM:ではローザと紅は、浄水場の防衛にやって来た。
浄水場ではワーディングが展開され、弱小FHが、今まさにαトランスを貯水槽に混入しようとしている。
というわけで、ここでの処理を説明するぞ。
●浄水場の防衛
FH構成員*2のHPを、攻撃によって削りきる必要がある。
FH構成員*2のHPは各30点。範囲攻撃の場合、敵2人に同時にダメージを与えることができる。
敵を狩り残した場合、PCの行動後に6Dのダメージ(ガード・装甲有効)が飛んでくるので注意。
ローザ:マイナーで《オリジン:プラント》を宣言!
メジャーでコンボ「牽制射撃」、《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》+《天からの眼》! 対象選択と判定の直前に、紅さんの効果をどっちも宣言!
紅(GM):「攻撃支援」を宣言! ダメージ+2D、対象:範囲(選択)に変更!
《砂の加護》を宣言! 判定+3D!
ローザ:いきます! (コロコロ)達成値34! ダメージは(コロコロ)41点!
昭人:ナイスぅ!
GM:一撃かぁ……(泣)
ローザ:「FHは……いた! 貯水槽の縁っス!」
紅(GM):「ろーちゃん、狙える!?」
ローザ:「慣れない武器っス。撃った後、支援お願いするっス!」
紅(GM):「任せて!」
ローザ:弾頭を装填しておいたロケットランチャーを膝立ちで構える!
昭人:※グレネードランチャーはロケットランチャーではありません。
ローザ:あ、グレネードランチャーだったっけ(笑)
昭人:やはり天然……。
GM:やはり……。
ローザ:違うよ!? ちょっと確認を怠っただけだよ!?
GM:ちゃんと確認しろやオラァン!?(笑)
ローザ:にゃー! ごめんなさいー!(笑)
昭人:(笑)
ローザ:「ファイア!」 バシュッ
FH構成員(GM):「げっへっへ……ぐべらばぁっ!?」 着弾
紅(GM):「そこっ!」 体勢を崩した敵の急所を、的確に撃ち抜いていく。
GM:二人の連携攻撃により、弱小FHはあっという間にお陀仏しましたとさ。ちゃんちゃん。
ローザ:「さすがっスね。紅さん」
紅(GM):「ろーちゃんこそ、いい火力してるぅ! ふぅ~♪」 ハイタッチの構え
ローザ:「ふぅ~!」 ハイタッチ!
その瞬間、ふと違和感の正体に気づくよ!
GM:ついに……!
ローザ:「……あの、紅さん。つかぬことを訊くっスけど……」
紅(GM):「なぁに? 何でも訊いて! スリーサイズ? 美容の秘訣!?」
ローザ:「違うっス……いや、それも気になるっスけど、今は違うんス。
……紅さん、昔からその口調だったっスか……?」
紅(GM):「口調? うん! ミステリアスな女っぽいでしょ?」
昭人:ミステリアス……?(笑)
ローザ:「で、でも“あの時”確か……私みたいな口調を聞いたっス!」
紅(GM):「ろーちゃんもいい口調してるよね! 私の知り合いの神父さんとおんなじ!」
ローザ:「神、父……? 知り合い……?」
その言葉で思い出そうかな。記憶に残っていた紅さんとの邂逅の場。そこにもう一人、誰かいたな、と(笑)
GM:ではローザは思い出す。神父服の男が、あの時、あの場にいたことを……!(笑)
ローザ:「あ……あ、あ。あぁ……!」
これまで自分が紅さんの真似して作ってきた口調が、実はまるで違う人物のものだったと気づき、途端に恥ずかしくなってくる!
耳まで真っ赤にしてうずくまりながら、ロイスの感情を書き換えたいです! 緋蜂紅のロイスのN感情を、自己嫌悪から恥辱に!
GM:はい、認めましょう(笑)
紅(GM):「ろーちゃん、どしたの!? 大丈夫!? のど飴舐める!?」 ポケットごそごそ
ローザ:「な、なんでも、ない……です」 よろよろと立ち上がる
紅(GM):「めっちゃよろけてるよ!? 松葉杖いる!?」 トランクごそごそ
ローザ:「ダイジョウブです……みんなのとこに、カエリマショウ」
紅(GM):「ろーちゃん……元気出して! なんでも相談にのるよ!」 ガッツポ
ローザ:「……ありがとです(でもこれは絶対相談できない。ごめんなさい)」
というところでシーンアウトします(笑)
GM:はい、了解です。いやー、衝撃の事実でしたね(笑)
ローザ:ローザちゃんにとっては必要な気づきだったのです(笑)
GM:せやな(笑)
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