第3話:メインプレイ:ミドル8

GM:では、テスト2日前のシーン。各自、行動の宣言を。

昭人:私は休もうかな……さっきの登場侵食10点が痛すぎる……。

ローザ:シーンイン! (コロコロ)7点上昇、156%!

 射撃訓練場でシュバルトリリスを召喚します!


昭人:ほう?

GM:ほう。続けたまえ。


ローザ:あの事件以来、一度もシュバルトリリスを呼び出していなかったローザは、一人、射撃訓練場でシュバルトリリスを召喚していた。

「来るっスよ、シュバルトリリス」

シュバルトリリス(ローザ):「…………」

ローザ:「教えてほしいっス。どうしてあの時……私を庇ったのか。

 喋れないのは知ってるっス。だから、行動で示してほしいっス」

シュバルトリリス(ローザ):そっとローザの手を取って、握手をする。

ローザ:「仲直りしたいって、そう言うの? 他でもない、あんたが」

シュバルトリリス(ローザ):「…………」

ローザ:「……そんな目で、見ないでよ。

 ……ごめん、それはまだ、無理。やっぱり、まだ、あんたを。私を、許せない」

シュバルトリリス(ローザ):「…………」

ローザ:「だから、そんな目で見ないで……わかってるから。

 ……いつか。そう、いつか。許せる時が来たら、その時は。

 その時は……よろしく」

シュバルトリリス(ローザ):「…………」

ローザ:シュバルトリリスは、闇を振りまきながら消えていく。その、表情は――。

 以上ですー!


GM:面白い描写であった。どんな表情してたんだろ?

ローザ:さあ、どんな表情かなー。

GM:ローザがいい感じに掘り下げられてきて、GMは嬉しい。


 この後、ローザはテスト勉強判定に挑戦し、これに成功。再び図書館で勉強し、精神に+3の固定値を獲得した。


■ローザ・アズール

・肉体:+3   ・感覚:+0   ・精神:+3   ・社会:+2

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