第3話:メインプレイ:ミドル1
GM:さ、ミドルに移っていこう。二人とも登場で。
ローザ:シーンイン! (コロコロ)1点上昇、40%!
昭人:シーンイン! (コロコロ)2点上昇で41%!
GM:さて、ちょっと長い説明が入ってしまうが、ご容赦を。
ローザ:はーい!
GM:ミドルに突入するに当たって、今回のシナリオについて説明しよう。
というのも、今回のシナリオでは、クライマックス2として「テスト判定」が待ち受けている。テスト判定では、肉体~社会までの4つの能力値を使用した判定を行なってもらう。
そこで、ミドルを使って「テスト勉強判定」を行なえる。能力値から1つを選択してテスト勉強判定をすることで、テスト判定に固定値ボーナスを受けることができる。
例えば、肉体のテスト勉強判定に成功すると、肉体のテスト判定の達成値に+2、みたいな感じで。
ちなみに、クライマックス2でのテスト判定には、財産Pの使用も可能だ。
まずはここまで、ご理解いただけたかな?
昭人:大丈夫です。
ローザ:OK!
GM:結構。情報が多くて申し訳ないが、さらに追加でアナウンスだ。
君たちのテスト勉強の裏側で、何らかの「良くない事態」が進行している。それについて調査するには、テスト勉強の手番を潰して情報収集を行なう必要がある。
テスト勉強判定と情報収集のバランスを考えつつ、これらを並行して進めてもらおうというのが今回のシナリオの大筋です。
昭人:了解です。
GM:では早速、血と汗と涙に濡れた勉強の日々に突入していこうか。
シーンはテスト10日前からスタートだ。行動は各自、1日1回。テスト本番まで、一人につき10シーン行動出来ると考えてくれ。
ちなみに、ミドルとクライマックスの戦闘シーンも日数消費にカウントするのでご注意を。
ローザ:ってことは、最大8回のミドル行動権があるってことだね。
GM:そういうことですね。
とはいえ、現時点では、テスト勉強判定と調達くらいかな、できることは。
昭人:なるほど。ではこちらは無難に勉強かな。能力値は社会にしよう。
ローザ:私も勉強するっス! 肉体で!
ところが、PC二人はこのテスト勉強判定に失敗してしまう。その結果を受けて、PLからGMに提案がなされた。
具体的には、「複数人での勉強や、図書館での勉強の演出などによるテスト勉強判定へのボーナス」の設定と、購入不可アイテムである「専門書(知識:学問)の特別購入許可」が、提案の内容であった。
GMはテスト勉強判定の難易度が少し高めだったと反省し、PLからの提案を了承。「勉強シーンの演出による判定ボーナス」と「専門書(知識:学問)の難易度6での調達許可」を出すこととなった。
ローザ:やったー!
昭人:リアル交渉は大事。ハッキリ分かんだね。ありがとうございますGM。
GM:こういう提案は、シナリオの補強になって、正直ありがたいっす。
ここでPC二人は、「専門書(知識:学問)」の調達に挑戦。結果、昭人はアイテムの購入に成功するが、ローザは失敗してしまう。
そんな感じで波乱に満ちた、テスト勉強の日々の幕開けシーンであった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます