第1話:メインプレイ:クライマックス1-3(戦闘)
GM:ではラウンドが回ってセットアップ……の前に少し描写だ。
陽介(GM):「お前ら、なんでそこまで! そんな、ボロボロになってまで……!」
ローザ:「そんなの、決まってるじゃないっスか。
私も、桜華さんも、よーすけさんのことを友達だって、大切だって思ってるからっスよ」
昭人:「目の前で誰かが殺されるなんて、寝覚めが悪すぎるよ。それに……さっきも言った。
俺たち……友達なんだろ? それじゃあ、ダメかな?」
陽介(GM):「とも、だち……俺の本音、聞いても……友達だってのかよ……。
そんなになってまで、俺みてぇな奴のこと、助けようってのかよ……!」
昭人:「……うん。助けたい。そう思うよ」
ローザ:「じゃなきゃ、ここに立ってないっスよ」
陽介(GM):「昭人、青菜さん……が、頑張れ。頑張れ、立ってくれ! あんな俺に、負けないでくれ!」
昭人:「……わかった」
昭人:GM、ここで陽介をSロイスに指定します。
GM:ほう、ここで取るか。よかろう!
では、“陽介がSロイスに指定された”ので、もうちょっとだけ描写が続くぞ。
昭人:おお?
陽介(GM):「何か、何かねえのか……戦ってる友達のために、俺にできること……!」
GM:戦いを見ていることしかできない陽介が、悔しそうに顔を歪めたその時。
……ドクン。
陽介(GM):「俺は、俺は……! こいつらと、友達の待ってる場所に、帰りてえ!」
GM:剥き出しの、本心からの叫び。吠えた陽介の周囲を、風が渦巻き始める。
昭人:ここで覚醒だと!?
GM:GMからの描写は“とりあえず”以上だ。ラウンド進行に戻ろうか。
昭人:ほう? 了解です。
GM:ではセットアップ。宣言は……ないね。
次、イニシアチブ。行動値16で陽介シャドウの行動だ。
ローザ:そうだったー! 相手の方が速いんだったー!
昭人:忘れてたのか(笑)
GM:メジャーでコンボ「ウィンドエッジ」! 命中判定――。
ローザ:《闇の指先》を宣言! C値を+1!
GM:ですよねー。一回くらいC値9で殴りたい(泣)
改めて、命中判定(コロコロ)達成値33! 割りと回った。やったね!
昭人:こちらはドッジ(コロコロ)達成値8、知ってた。
ローザ:《鏡の中人形》を宣言!
GM:さ、運命を左右する代理回避だ。
昭人:頼みます!
ローザ:(コロコロ)達成値……33! 同値で、代理ドッジ成功!
昭人:おおお!
GM:なん……だと……!?
おのれ、代理回避は成功だ。ローザはリアクションどうする?
ローザ:放棄して寝ます!(笑)
GM:ではダメージロール(コロコロ)51点のダメージだ。
ローザ:戦闘不能! ここで倒れますー!
GM:では次のイニシアチブ、の、タイミングで《加速する刻》を宣言! 即座に行動する!
昭人:くそ、まだ行動してくるか。
GM:許せ昭人、これで最後だ。
メジャーでコンボ「ウィンドエッジ」! 命中判定は(コロコロ)達成値50!
昭人:ドッジだ! (コロコロ)達成値14、無理! ダメージプリーズ!
GM:ダメージロール! (コロコロ)65ダメージ!
昭人:戦闘不能! 謎の世界へのロイスをタイタス昇華して復活する!
GM:行動終了。イニシアチブ、昭人の手番だ。
昭人:ここで《異世界の因子》を使用! コピーするのは……《ライトスピード》だ!
GM:ぎゃー!
昭人:再び影が昭人を包み、それが晴れると、そこにはシャドウと同じ姿を取った昭人が立っている! ここからは、俺のターンだ!
マイナーで《ライトスピード》を宣言! これで連続攻撃だ!
GM:っしゃ、勝負じゃ!
昭人:メジャーでコンボ「死神の鎌」! ここで揚羽の《導きの華》ももらう! 命中判定(コロコロ)達成値20! って、えー(笑)
揚羽の《妖精の手》で振り足し!
達成値は(コロコロ)32! やはりダイス減少とC値+1は痛いな。
GM:だが回避は無理なんだな。リアクション放棄で命中!
昭人:ダメージロール(コロコロ)46ダメージ!
GM:痛い、落ちる! なので!
《空蝉》を宣言! HPダメージを0に変更! 悪いが一発目は無効化させてもらおう!
昭人:こちらには二発目がある!
メジャーでコンボ「死神の鎌」!
GM:と、ここでちょっと描写を。
陽介(GM):「行けっ……行けぇっ! 昭人ーーー!」
GM:陽介が《援護の風》と《ウィンドブレス》を宣言! 判定ダイスを+7個、達成値を+15だ!
昭人:「ああ……行ってくる!」
シャドウの姿で突っ込む! 判定いくぞ! (コロコロ)達成値51!
GM:最後くらい回避に挑戦だ! (コロコロ)達成値3……。
GM:低いなおい!?(笑)
昭人:思わず草。
ローザ:ちょっ(笑)
昭人:ダメージいくぞ! (コロコロ)38ダメージ!
GM:これで累積ダメージは99点。そして、陽介シャドウの総HPは……96点でした! 陽介シャドウは戦闘不能だ!
昭人:いよっしゃあああ! あぶねぇえええ!
ローザ:ぐっじょぶ!
GM:クライマックス戦闘は終了だ! 好きに描写しやがれ!
昭人:「うおぉぉぉおおお!」 陽介の風を背に受け、シャドウへと突っ込み、手裏剣で一撃!
陽介(GM):「頼む! 昭人ぉーーー!」
昭人:「これで! 終わりだ!」
一陣の風がシャドウの横を通り抜け、すれ違いざまにトドメの一撃を打ち込む!
GM:陽介シャドウは、その場に崩れ落ちる。奴が立ち上がることは、もうなかった。
昭人:「勝った……勝ったよ、陽介」 変身を解除しつつ。
陽介(GM):「ああ、見てた……見てたぜ昭人! すげえ、お前すげえよ!」
GM:喜びに叫んで、陽介は君と肩を組んでくる。その勢いに、異形へと転じていた君への恐怖は、少しも感じられなかった。
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