Sippin' on Rapsody - 未来へのカウントダウン -

作者 小鳥遊 知依

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★★★ Excellent!!!

前作、「Sippin' on Rapsody」で紆余曲折の末、結ばれた香里とヒース。

晴れて恋人となった二人が、恋人としての関係を深めていくのは、なんとイギリス。
しかも、ビザの関係で香里には滞在できるタイムリミットがあり……?


恋人になったはずなのに、もどかしい二人にじれじれさせられます!
周りの登場人物の恋模様も描かれ、そちらも気になり……。

前作よりも甘味増量の今作。
ぜひ、ドキドキしながら読んでください!


★★★ Excellent!!!

 前作『Sippin' on Rapsody』の続編となる今作。前作では英語教師とその生徒だった主人公。いろいろあった二人が英会話の授業を通して、様々な人々と出会い、経験を積み、落ち着くべきところに落ち着いた……はずだった(詳しくは前作をご覧ください。とても面白いです)。
 しかしいろんなことを乗り越えた二人は、彼の故郷で急接近! 前作は「英語のレッスン×人間模様」と言った具合だったが、続編では「英語×恋愛」といった具合に変化をとげている。拝読していて、この作品はコミックで読んでも面白いのではないか、と思った。特に、現在描き方がかぶってしまい、苦労しているという恋愛少女コミック系ならば、この作品が今の若者たちにハマること間違いなしだろう。……と、言うか、個人的にコミック版も読みたいだけなのだが。
 グローバル社会であり、小学校で英語が必修科目となることが決まり、受験で英語四技能が必要となるこの日本の現代社会。実は英語が人生の分岐点において必須となるのだ。そんな時代の風をいち早く取り込んだこの作品は、作者様の文章力や表現力もさることながら、「先見の明」が大きな輝きを放っている。主人公のような身の上に、自分たちもなるかもしれない? という空想を抱きそうになるくらい、リアルな「英語×恋愛」小説である。