150万PV到達記念 もう少し未来のお話

150万PV突破記念・もう少し未来のお話①

 休日の母といえばスッピンで縁側で日向ぼっこをしながらビールを呑んだり昼寝をしたり、ダラダラと過ごすイメージしかない。


「薫さん、晶ちゃん。そして楓君」


 平謝りの三人に対する毅然とした態度の母。


「誠意って……何かしら?」


 部屋に重い空気が漂った。


 私は大島レイ。家族と小さなオートバイを愛した男の忘れ形見……。

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